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FirstPartner作のWeb2.0のマーケットマップ

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 以前にも紹介したけどイギリスの調査会社FirstPartnerは、先進技術分野のマーケット概要をきれいな図にまとめることで知られている。彼らのこうした図を見ると各市場のカテゴリー分けとその関係、そしてそこに所属するプレーヤがわかるので、その市場での収益ポイントや競合状況などについて多くの気づきが得られる。
 前回紹介したモバイル市場のマーケットマップが更改されたと聞いてFirstPartnerのサイトに行ったところWeb2.0系のコミュニティサービスに関するマーケットマップ「2009 Web 2.0 Communities」をついでに発見。

 例によって印刷できるバージョンは有償だが気づきを得るためだけなら画面で確認するだけでも何とか使える。
 ちなみに私が注目したのは中央のカテゴリで「出会い系」が大きな1カテゴリを占めていることと、図の最上位部にあるユーザ層の分類。

  • Resource Seekers 目的志向で利用する人。学歴が高いが所得は低い(平均年齢33歳)
  • Socal Connectors 定期的かつ短時間利用の人。学歴も所得も高い(平均年齢38歳で比較的女性が多い)
  • Pleasure Browses 刺激を求めての利用者。学歴も所得も低い(平均年齢31歳)
  • Involved Gamers  長時間利用者。学歴も所得も普通(平均年齢28歳で圧倒的に男性が多い)

に分類している。この分類の出所の詳細は不明だけどなんとなく腑に落ちる分類ではある。

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