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人事部門はもっと情報発信に力を入れるべきでは

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 以前にも取り上げたしちょっと古いデータだけど、グラフを書き換えたら面白い事に気づいたのであえて。

 (株)ジェイマム人材教育による「組織活性化を支援する~社内コミュニケーション報告書」(2007年11月)のなかに社内の「経営者」「人事部門」「ライン各部門」の発信する情報についての評価を聞いた設問がある。
 選択肢は同じなのでこれを部門間で比較できるようなグラフに書き換えてみた。

20090304

 人事部門からの発信情報への満足度が他に比べて一段と低いのが一目瞭然だ。
 そういえば私の所には時々社内コミュニケーションを改善したいという相談がくるが、相談をしてくるのはたいてい経営企画部門だ。そしていざ社内コミュニケーションの改善施策をうとうとすると、人事部門が最大の抵抗勢力になる事が多い(苦笑)
 なぜか人事部門はたいていの企業で偉そうだ。情報は十分に発信しているし社員からも認められていると信じて疑わない。そして保守的で今までのやり方を変えようしないので、ブログやSNSの社内での活用や通達・連絡掲示板の見直しといった新しいオープンな試みに拒否的反応を示す事が多い。

 人事部門の人はこういう調査結果をもう少し真摯に受け止めたほうが良いと思う。人材は企業の宝であり彼らに将来への方向性やビジョンを示すのも大事な仕事だろう。聞いてくれば教えてやるという態度ではなく、もっと積極的に情報発信とその浸透を心がけて欲しいものだ。

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Comment(3)

コメント

マイクロソフト時代、一年だけ人事部にいたことがあるのですが、その時日本に出張に来ていた本社の人事部の人が、「日本企業の人事部って、組織の頂点にいるらしいわね。一方、私たちなんか、組織ピラミッドの底辺にいるのよ。」と、慰めにも似た言葉をかけてくれたのが印象的でした。

こんにちは。
良い情報を、ありがとうございます。
人事部門とお仕事させていただくことが多い人間として。
人事が新しいことをしようとすると、驚く人が多いようです。それだけ、硬直化した人事部門を持つ会社が多い、ということかも知れませんね。
また、ぜひお話し聴かせてください!

佐川さん、大木さん。コメントありがとうございます。

 最近の日本の人事部門の人ってなんか世の中からずれたというか本当の外部環境の事わかってない人が増えているような気がします。
 企業を変えるにはまずそういう人を変えないといけないような気がします。

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