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エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

オープンソース・ソフトウェア活用セミナーにて(1)

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 先週の金曜日(3/3)のことであるが、「実践!オープンソースCRMアプリケーション入門~SugarCRMを使い倒す~」というセミナーに参加をさせていただいた。これは、 昔から懇意にさせていただいているケアブレインズの内田CTOからのご紹介によるもので、オープンソース・ソフトウェアを使ったビジネス・モデルというものを考えるのに非常に良い機会であった。

 SugarCRMについては、実は机の横にあるサーバにインストールをして個人的に過去のコンタクト履歴や商談管理に使っているのだが、かなり多機能で例えばCRMの雄であるSFDC(セールス・フォースドットコム)などに比較しても致命的な欠点も見当たらず、正直なところ「使えるな」という感想は持っている。まあ、米国産のソフトウェアということでUI(ユーザインターフェース)がいまいちなのはしかたないにしても・・

 ただ実際のところ、現時点では筆者が日頃お付き合いさせていただいているような、大企業にオープンソース・ソフトウェアを薦めるにはちょっとまだ時期尚早という印象がある。サポートなどの導入後の問題がどうしても引っかかってしまうのである。確かに価格は安いのであるが、大企業の場合は価格だけでは採用を決めたりはしない。

 自然現時点では、オープンソースを大企業がサポートを約束してくれるとか、あるいは自前で技術者を抱えて全部そこで対応をするというケースでの採用という感じになってしまうのではないだろうか?

 となると、この弱点を補強するサポートビジネスというのが、オープンソース・ソフトウェアでの現在のビジネスモデルの主流となっているのも頷けるのであるが、それだけではマーケットが爆発的に拡大することはないではないだろうか?冒頭に書いたように、オープンソース・ソフトウェアを使ったビジネスモデルについて考えてはいるのだが、もうひとひねりが必要だと感じた週末であった。

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