Google Developer Day 2009のサポーター向け事前ミーティング その1
Google Developer Day 2009が、6/9にパシフィッコ横浜で行われます。昨年は、Google Developer Day サポーターとして参加させていただいた縁で、今年もサポーターとして呼んで頂きました。
去年よりも早いペースで定員に達したようで、今年も注目される開発者向け発表会のひとつになりそうです。
セッションがまだ公開されていないようですのですが、GDDサポーターの方に事前ミーティングとしてセッションの内容に関して説明をしていただいたので、聞いてきました。
■AdWords
デベロッパー向けのセッションが多いのですが、AdWordsセッションは若干毛色が違うようです。一般の開発者が、AdWords APIを使うことは少ないかも知れません。私は、広告出したことがないため、今まで見向きもしたことはありませんでした。
AdWords APIを用いることで、データ収集→分析→広告へのアクションを自動的に行えるようで、セッションではいくつかの事例を紹介するようです。
AdWordsセッションの想定するオーディエンスは、意外なのですがAdWords APIに興味がない方だそうです。そうです、私のように、"他のAPIは使って楽しいけど、広告だすことないから、AdWords APIなんか関係ないよ"と思っている人向けのようです。
一般的な開発者にはなかなか縁が薄いかも知れませんが、Android MarketでAdWords APIを使ったソフトとか売れば、広告を出さなくても使用するケースが増えるかも知れませんね。
AdWords APIは、サンドボックスもあるようなので、とりあえず触ることは出来るようですね。
■Androidのゲーム開発者向け
日本でも、「ドコモ、国内初のAndroid携帯を発表」にあるとおりAndroid携帯が発売が発表されました。Android携帯を普及させるには、多くの開発者を呼び込まないといけません。今年のGDDは、Androidが主役のひとつのようですし、セッションも多く用意されているようです。
いくつかあるAndroidのセッションの中でゲーム開発者向けが用意され、その説明をしていただきました。
ゲーム開発者向けに開発テクニックを話してくれるそうで、Androidでゲームで一発当ててやろうという方に向いているセッションが用意されているようです。
セッション説明では、ゲーム開発者でもあった方が、デモゲームを見せていただきました。ここまで動くのかと。
スピーカーの方が、Androidは低価格で参入しやすいゲーム端末も目指していると話されたときに、私はWiiの成功話を思い出しました。
PS3、Xbox 360、Wiiの世代のゲームコンソールの中で、もっともWiiがカタログスペックが高くありません。ですが、現時点でもっとも成功しているのは、Wiiです。その成功の一要因に、スペックを追い求めず、ゲーム開発費を抑えることできるようにしてデベロッパーの負担を減らすことができたのがよかったと言われています(当然、WiiのユニークなUIや低価格も成功の主要因ではありますが)。
将棋やチェスが未だに遊ばれることを考えると、ゲームの本質は見た目だけではないような気がしています(私は、CIVの熱狂的なユーザで、ゲームはバランスだと思っている派です)。
Androidは、携帯ゲームコンソールの中でもっとも開発敷居が低い端末になりそうです。もしかすると、風通しが良いAndroidマーケットをバックにすることで、Androidは携帯ゲームコンソールのダークホースになるかも知れません。
あと、Androidマーケットは、Googleは基本的に全て公開し、ユーザから報告がない限り停止にしないようです。Appleとは真逆の方針ですが、どちらが正しいでしょうか。
■ノベルティ
今年のノベルティは、テーシャツではなく、タオルになりました。残念な声もあるようですが...いえ、世知辛くなってきたので、実用性は大切ですよね。
写真撮影の許可をもらったので撮ってきました(すいません、言い出したのは私でした)。
いい感じの製品で、吸水率も高いそうです(触ってこなかったのでよく分かりません)。色は、Androidカラーだそうです。
数に限りがあるようなので、手に入れたい方は早めに受付をしたほうが良いそうです。早起きして、タオルゲットですよ!(横浜遠い人は...私も遠いんですよね...)
■その他
登録者のアンケートでの一番人気は、Chromeだそうです。確かに、検索を除けばもっとも目にするGoogle関係のソフト(サービス)は、Chromeですね。
都合がつけば後2回掲載予定です。