URoad-HomeのWiMAXハイパワー(UQコミュニケーションズ)を試す【勝手にTry URoad-Home(シンセイコーポレーション製)特集:No.1】
2011年11月21日にUQコミュニケーションズが発表した(翌日11月22日より発売開始)一般家庭(個人宅)やSOHO向けに最適な据え置き型のWiMAX SPEED Wi-Fiルータ『URoad-Home(シンセイコーポレーション製)を入手しました。
製品の詳細について、諸々とお伝えしたいと思いますが、まず最初に、最も気になっていた『WiMAXハイパワー』の実力をチェックしていきます。
尚、URoad-Homeのスペックなどの概要は、製品情報サイトをご参照下さい。
URoad-Home製品情報サイト
http://www.shinseicorp.com/wimax/uroad-home/
1. WiMAXハイパワーとは?
平成23年4月施行の無線設備規則の一部改正に伴う空中線電力と利得の増加に対応し、WiMAXの送受信能力の向上を図ることで、弱電界でもより快適に使える機能です。
※Wi-Fiルータ親機の性能もアップされが『ハイパワーWi-Fi』となっているので、屋内のルータからの距離などによる比較テストを別途実施します。
今回の実験環境は、電波強度が「普通2」程度で、このURoad-Homeでも「やや強い3」という微妙な場所を選択しています。
※他の影響を受けにくい、早朝の時間帯にチェックしています。
この場所では、通常、+WiMAX対応のモトローラPHOTONの場合、下り4Mbps程度のスピードでWiMAX通信をすることが多く、
これをURoad-Homeに置き換えてアクセスするだけで、
3倍以上の14Mbps超の下りハイスピード化を実現しています。
通常は、高速回線の固定網としてフレッツ光マンションタイプを使用していますが、マンションタイプ故に、他の影響を受けやすく、上り下りともに6Mbps程度のスピードしか出ないことが多く、速くても10~12Mbpsという現状です。
夕方の時間帯で上り・下りともに8Mbps弱のフレッツ光。
上りスピードも15.4Mbpsへの高速化を12月中に実施予定ということで、現状の1.5倍は期待値としてあり、そうなると、フレッツ光と同等レベルの実環境でのスピードになることが予想されます。
また、WiMAXルータの特性として、電波を掴む置き場所が重要であり、自由に動かしやすいということで、管理画面などで電波強度をチェックしながら、安定かつ少しでもMAXのレベル5に近い位置に設置することで、20Mbps超も可能ではないか?と想定しています。
ちなみに、モトローラPHOTON +WiMAXで、屋外で測定した比較的速かった結果は、
ということで、あながち20Mbpsかつ帯域抑制の無いWiMAXは、個人宅だけではなくSOHOに向いているのではないか?という視点で、チェック&レポートを連載致します。
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