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モトローラXOOM Wi-Fi 10台x3週間モニターレポートNo.4: 7インチタブレットユーザによる動画レビュー&外出時のお供に

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モトローラXOOM Wi-Fi 10台x3週間モニターレポート第4弾は、Galaxy Tab・HTC flyerと7インチタブレットユーザ @Yokooxさんによる動画レビューと、モバイル通信の私的フィールドテストを行っている さんのレポートをご紹介します。

1. さんのレポート

Yokooxの常時四面楚歌: 『MOTOROLA XOOM』 レビュー
http://yokoox.at.webry.info/201108/article_1.html

GalaxyTab+モバイルルーターBF-01Bを愛用していた@Yokooxさんは、最近HTC flyerに乗り換えたばかりで、動画関連のお仕事をしているプロですから、どんなレビューになるやらと思って動画をチェック

「あっ、・・・」 XOOMの中でflyerの動画を再生しちゃってますが、

高解像度・大画面によりWeb閲覧・動画再生に最適なタブレット、広視野角で見やすい、Googleマップもサクサクという序盤のレポート。

そして後半は、やや辛口です。

XOOMについては、重さとボリュームボタンについての不満というレベルでしたが、Honeycombについてのレビューが厳しめです。 とはいえ、2台のAndroidタブレットユーザということで、感動があまりないのかもしれません。

また、Android2.x+HTC Senseに慣れており、かつ、Honeycombが新しく未完成な感があり、かつ初めてなので、操作に慣れていないことからも、Honeycombならでの使い方とか、10インチならではというところまではリーチできなかったかもしれません。

いくつかの7インチタブレットを使っている方は、スマートフォンの画面を大きくして見やすく・操作しやくすなるという点がメリットとなりますが、10インチクラスとなるとノートPCに近いとの表示領域の広さをどのように活かすかということになるかと思います。

例えば、Twitter。

本家のTwitter Android版。

日頃、Androidフォンでメインに利用しているTwicca。

PCではマルチ表示で重宝しているTweetDeck。

いずれも、大画面用ではなく、Androidフォンの4インチくらいまでならばという作りですが、これを、Honeycomb対応アプリで置き換えてみると。

TweetCasterの例ですが、左nメニュー、右にタイムラインなどのビューエリアとなり、広い面を活かしています。

タイムライン上の画像を表示するPhotosメニュー、動画やリンクのビューも用意されていて、従来のAndroidフォンとは一線を画すインターフェイスです。

設定メニューを確認しても十分な機能(Customize、Language、Open Gaps From、URL短縮、画像サービス、動画サービス、Facebookのログインリセット、Instapaper、自動更新、更新間隔、シェイクのTL更新)

Wen閲覧も、マルチタブのDolphine Browser HDがあり、便利ではありますが、せっかくの大画面を活かすには、

『DualScreenBrowser』もかなり便利です。

ファイルマネージャも、AndroidフォンではDual File Managerを利用してますが、あくまでもタブでビューを切り替えるもので、10インチタブレットで使用するには今ひとつということで、

File Manager HD(Honeycomb)を使うと、左と上にメニューが表示され、大きな画面を最大限に活用して使いやすいアプリです。

Androidタブレットの良さは、自分好みに仕上げることができるという点が大きく、しかし、まだAndroid3.x/Honeycom OS用のアプリは少ないので、それらを見つけ出したり試してみるというのも、楽しみ方の一つかもしれません。

できれば、定番アプリが大画面対応・最適化されて、数多くリリースして欲しいというところがホンネではありますが。

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2.  さんのレポート

75の国と地域で通信系のチェックをしてきた さんですが、今も日々、日本国内のアチコチをモバイルルーターを持って、個人としてのLTEフィールドテストを継続しており、AppComingでも特派員的にご協力頂いています。
そんなさんのフィールドテストをXOOMがお供した際のレポートです。

t-mobile
秦野中井付近、Xi L-09Cとお借りしたモトローラのXoom通信中。この辺りFOMAエリアですが、2Mbps 程度下りスループットでまあ満足。Xoom、au向けなのにdocomo接続はさておきL-06Cより動作安定。問題はAndroid画面キャプチャが出来ない。
スクリーンショットがボタン操作で簡単にできない点は、今後、メーカーというよりもOS側でカバーをしてもらえると機種ごとの使い勝手の差がなくなると思うのですが、それまでは、バージョアップで対応などしてもらえると、良いですね。 モトローラ社がAndroidリファレンス端末のコアを担うようになるならば、尚更の期待です。
t-mobile
TwitterでAndroidイチオシのクライアントアプリ、twicca が Motorola Xoomだとインストールは出来るがtwitter 認証画面で入力が出来ず実質利用不可能。Optimous Pad は大丈夫だったのですが。OS の問題?
Twiccaは、上記・スクリーンショットの通り、問題なくインストールはできますが、OS操作性の問題ではありますが、慣れないと認証プロセスの操作で戸惑うケースがあります。実際、後になって少し慣れてからインストールできるようになったとレポートがありました。
t-mobile
Motorola Xoom 徐々に慣れてきました。ウイジェットなどiPad2には出来ない事も可能なのは良い点です。問題は価格が定価ベースだとL-06C含め割高感が。率直にMacBookAirとあまり変わらない価格なら選択しません。まあ、通常は二年縛りの契約で買うのでしょうけど。

ウィジェトはAndroidタブレットの貴重な武器です。 未だ、多様なウィジェットがでてきていないようですし、ウィジェット対応しているアプリでも、Honeycomb特有のリサイズ可能なウィジェットには非対応というケースが非常に多いという点は、かなり勿体無いと感じます。


左の標準サイズから、ウィジェット長押しでリサイズ用のガイドラインが表示され、任意の方向にドラッグして広げると右のような大きいGmailウィジェットに変更でき、意外に便利です。 ウィジェットにいろいろな機能やコンテンツのビューを盛り込んで、キッズ用・女性用・高齢者用など、利用者層ごとに提供できると、ユーザの利便性も向上するであろうと、期待しています。

端末価格は、キャリアが設定し、販売施策も同様ということで、なんとも言い難いところではありますが、初めてのタブレットを買う人が、3GモデルやXOOMのようなWi-Fiモデルならばモバイルルータとのセット購入で、本体ゼロ円もあるわけですから、ある意味買いやすいのはタブレットコンピュータ製品ということになるかと思います。

t-mobile
モトローラ XOOM + Xi (LTE) L-09C。SPEEDTESTの値。画面が大きく便利、Xi (LTE)搭載版が欲しい。

LTE対応で、かつ、テザリングOKになれば、バッテリー容量の大きいモバイルルータにもなるので、今後に期待です。

t-mobile
何かの間違い?モトローラ XOOM +WiMAX URoad9000で下り32Mbps超のすごい値。Android標準ブラウザから計測。初めて見ました。

締めに、未だに経験したことの無い32Mbpsの超高速モバイル通信with XOOM。 うらやましい。

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[ ソース:AppComing  『モトローラXOOM Wi-Fi 10台x3週間モニターレポート』]

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