オンラインストレージ『SugarSync』の日本市場への本格参入。ソフトバンクグループ『BBソフトサービス』にしっかり担がれてこそかなと。
リーマンショック前後からのここ数年を考えると、海外ベンチャーの日本進出は大幅な減少をしているかと思いますが、日本の法人が投資(資本and/or売上)とセットとする場合には、逆に急速な日本市場への本格参入を行うという傾向にあるような気がします。
(他が少なくなったので、目立つということかもしれませんが。)
そして先週に、米国SugarSync(シュガーシンク)が、日本語でのサポートと日本円での課金に対応するというニュースが流れましたが、こちらはソフトバンクグループのBBソフトサービスが担いでの本格スタートです。
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◆クラウドでデータを同期・共有「SugarSync」、日本で本格展開 日本円支払いOKに
「SugarSync」が日本に本格上陸する。ソフトバンクBB子会社のBBソフトサービスと組み、SugarSyncのパッケージ化や企業導入も進めていく。(2010/12/02 ITmedia News)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1012/02/news069.html
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◆SugarSync株式会社
https://www.sugarsync.com/locale/jp/
そして、ベンダーとしてのBBソフトサービス(ソフトバンクグループ)
◆同期型オンラインストレージサービスSugarSync(シュガーシンク)
http://www.sugarsync.jp/
・12月2日のリリース
『BBソフトサービスとSugarSync Inc.、 「SugarSync」の日本版サービスを提供開始』
http://www.bbss.co.jp/news/news_20101202.html
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いつも、競合としてDropboxの名前が上がってきたかと思いますが、SugarSyncのウィークポイントとされていた『PCは2台しか使えない』という制限も既に外れているようで、容量は5GB無料(Dropboxは2GBのみ無料)、任意のフォルダを対象にできる(Dropboxは特定フォルダのみ)ということで、日本語サービスと日本語課金が加わると、他が追随できないのでは?という事になりそうですね。
もちろん、他のクラウドサービス=EvernoteやGoogleの各種サービスとも部分競合していくでしょうから、一人勝ちということにはならなそうですが。
コレを機会に、両サービス(アプリと機能)をキッチリと使い倒して見ようかと思うニュースでした。
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いちおう、両方を実験用のホームに配置してあります。
Dropboxは、シンプル過ぎるのか?
SugarSyncは多機能過ぎるのか?
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