XperiaのバージョンアップがAndroid2.1止まりのマルチタッチ無しという失望感に対し、ソフトバンクはオールAndroid2.2。
Twitter上での私の周囲においては、失望と驚きの声が多数だった昨日11月4日のXperiaのバージョンアップ発表内容。
- ソニーエリクソン(Sony Ericsson Mobile Communications Japan)
『Xperia Android2.1対応 OSバージョンアップ』
- - NTTドコモ
『Xperia(SO-01B)バージョンアップのお知らせ』
『XperiaTM SO-01Bバージョンアップ詳細(2010年11月10日)』
『2010年11月10日バージョンアップ内容に関するご注意』
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マルチタッチは非実装で、ブラウザはダブルタップでの拡大縮小に対応するに留まり、Flashさえも非対応という結果に。
一方で、ソフトバンクモバイルの冬春モデルの発表では、Appleしか興味無いだろうとは思うのですが、それでも孫さんの一言
『ソフトバンクだからこそのアンドロイドを・・・全機種Android2.2 搭載。』
SoftBank 新商品発表会 2010 Winter - 2011 Spring
http://www.ustream.tv/recorded/10632859
そして、このラインナップ。
http://live.mb.softbank.jp/mb/special/10winter/feature/lineup/
やりますね。主力はリンゴの製品であっても、ちゃんとAndroidもやるんだという姿勢を見せつけたソフトバンク。 グローバルで見れば、Androidの売上の伸びがとてつもないわけですから、先々を考えて海外端末メーカとのパイプを厚くしておくことも、重要な戦略になることでしょう。特に今回の新モデルの多くが海外製品ということで、時代の変化を大きく映すものだったのではないかと思います。
そして、ネット上の私周辺では、『欲しい端末は皆ソフトバンクにある』という声もチラホラ聞こえてきました。(しかし回線がという声と同時にですね。高速よりも繋がる方を優先して欲しいとも。)
Android2.2でなければいけないということも無いでしょうし、ドコモさんのスタイルとしては、安定して動作する端末という厳しい検査・品質基準があるから、安易に最新OSでは攻めきれないということもあるでしょう。 ソフトバンクがガンガン最新OSで展開すると、端末の品質もガンガンUPしてくるので、そこから展開しても遅くは無いという考えもあるかもしれません。
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何れにしても、かなり多くのXperiaユーザは失望してしまったような気がします。
とはいえ、HD(720p)/ハイビジョン(1280×720ピクセル)動画撮影機能とか、ホームがアプリ追加せずに5面になるとか(現行は3面)、ライブ壁紙が使えるとか、良さそうなバージョンアップが含まれていますから、それを楽しみにバージョンアップするということになるでしょう。
但し、バージョンアップにより使えなくなる(変更となる)機能もあるので、詳細な情報をしっかりとチェックして、良いと判断してからバージョンアップを実行する方が良いと思います。
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▼続きの話▼
2010/11/06 失望の元は希望や期待。8日のドコモの新製品発表にXperiaの後継が発表されなくても来年の春夏には出てきますよね。
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▼追記:2010/11/08▼
期待されている例(動画は無いので真偽は定かではありません。)
SonyEricsson Xperia X10 Multi-Touch Hack
[Xperia X10 Gets Multi-Touch Workaround to Touchscreen
http://bit.ly/Xperia-Multi-Touch-Workaround
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