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国境なきオープンイノベーション(C&D)で、世界のソフトを日本で仕上げて世界で売り抜く!

『Forever Young』という伊達公子さんの勝利を伝えるニュースを見て、世界で戦う素晴らしさと、生き方を少しだけ考えてみた。

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日本のニュースが取り扱うときは、既に欧米の後であったと思われますが、現地でTOPニュース扱いしてくれること、世界で戦う(頑張る)人を見る自分にとって、とても嬉しい事です。

Womens_tennis_top

(Xperiaを買ってから、いつも見慣れたソニーエリクソンですが、ここには女子テニス協会のコンテンツがあるわけですね。)

世界で勝つこと、日本人の多くが国内で生涯をすごしているわけで、単なる憧れみたいなものもあるでしょうし、私の場合は、お仕事として世界の方々と関わる機会がありますが、世界で活躍するプレイヤーとなることは、程遠い状態。

言語や文化の違い、自身・自社・自国の現状とか、言い訳無しで、『●●さん(●●社)のように世界で頑張る為にはどうしたら良いのか』をもっと追究しなければいけないと、大反省。(いつもブログで反省の弁ばかり述べていて、行動していないのでは?という自分さえも厳しく見つめ直します。)

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Forever Young: Kimiko Stuns Safina
http://www.sonyericssonwtatour.com/news/20100525/forever-young-kimiko-stuns-safina_2256076_2059319

さて、記事の本文もざっくり読みましたが、感想文はさておき

いつまでも若いはずもない人間なわけですが、世界ランク9位のSafinaを打ち負かしたということで、このstun(s)は自己防衛用のスタンガンのスタンですが、対戦相手のSafinaだけではなく、世間というか世界のテニスファン、スポーツファン、アラフォーの人立ちを仰天させるというのか驚かせたというのか、そういった意味でのstun(s)としても見えますね。

あらゆるスポーツで、通常の現役から5年・10年も年齢が上になってくると、「いつまでやるのか」とか、「アラフォーの星」だとか言われることも多くなるでしょう。

このような事を言われる本人は、「勝利」することで、「いつまで」とかもう言わないでよというメッセージになるでしょうし、「星」と言われて心痛む事もなくなるでしょうし、何より、今よりも良いコンディションを作って、今のベストな戦いをしたいという本来のプレイへのモチベーションが更に高まってくるのではないかと。

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「いつまで」を考えるとき、スポーツ選手には寿命がありますが、IT業界において、開発担当者が開発を離れ管理者になったり開発に関係ない部門に異動になるがごとく、広く一般の企業に勤めるビジネスの世界でも、現場・実務担当者がマネジメント・経営層へと昇格していくことなどは、仕事の延長であり、本人次第かもしれませんが、『生涯現役』として頑張ること、活躍することも可能ではないかという点において、「いつまで」という壁はないかもしれませんね。

その前提として、FOREVER YOUNG であり続けるための何かをする事が、1つのテーマになるでしょう。

  • 年齢による体力の衰え、視力・記憶などの衰えなど、肉体的なもの
  • マネジメントなど知の向上(学び)、指導力の向上などの実践(行動)に必要なもの
  • 家族構成や家族の変化、勤務先など周囲・環境によるもの

年齢を重ねることで訪れる肉体的なものは、日頃の心がけと高度化する医療により、かなりの部分をカバーできるでしょうが、その努力は、高い意識を持つか、習慣化しないと、継続ができないものかもしれません。

お仕事に関するところは、ついつい忙しいという理由にかまけて、「学び」を継続しない(弱い心でいうなら「できない」)ことで、現在化も未来対策もせずに、「古きまま」の自分になってしまう。 細胞は日々、生まれ変わるのに、自分を置き去りにしてしまう。学んだは良いが、実践・行動に反映させることをせず、という事の無い意識作りが必要かもしれません。

そして、家族や勤務先などの自分以外の要因。
結婚、出産、入学、卒業、就職・・・と子を持つ親としてやること、べきことの数々をこなし、半学半教で成長する自分。 会社の栄枯盛衰であったり、転職・創業によるものであったり、その周辺にある「景気」という化けものであったり、そこには、多くの人が介在し、ストレスも生まれることでしょうが、それを乗り越えたり、消化していく自分が必要かもしれません。

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FOREVER YOUNGを目指す生き方、自分なりにもう少し工夫と努力が必要だということで、但し、自分なりのFOREVER YOUNGの定義も徐々に固めていきたいと思います。
(深夜に15kmも歩くことは FOREVER YOUNGの道には繋がらいですし。と一昨日の夜を思い出す。)

Let's do it anyway!

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