ロールモデルとしての親。そして親の誕生日に思うこと。+【食】土心(どしん。錦糸町の居酒屋)
社会に出て、ロールモデルとなるような人と出会い、学ぶ事は多々ありますが、昨日が親の誕生日だったので、親が最も身近なロールモデルではないかと思い、錦糸町の北口で40年近く、最も古い居酒屋として頑張っている姿を確認しにいきました。
私の25歳上=68歳で現役です。
なので、今は、土日祝日はお休み、お盆休みあり、になりましたが、50歳近くまでは、年始の3日、夏休みの3日しか休みの無いお店です。
その姿を見て、休日に休めない自分が形成されたのかもしれません。
客層も大分入れ替わりました。 錦糸町駅北口の再開発や、精工舎(セイコー)跡地の再開発などにより、大企業も増え、昔のお客さんもいい歳なので、若い人が入れ替わっています。
昔は、近くのアシックスの人とか、佐渡ヶ嶽部屋の親方とか、プロ野球関係者(ロッテなど)とか、近隣のニット屋さんなどですが、ひどく酔っぱらうと怒られるので、酔っ払っても気を抜けません。
しかし、そんな酔っ払いのお客さんに愛情をもって接する事、おいしい料理を食べてもらう事、約40年も続ける事、仕事が好きな事。
そんな思いを心に持ちながら、久々にお店に顔を出してみました。
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まずは、生ビールでスタートです。
枝豆(9月になって、この時期でもおいしいものをと種類を変えたようです)
新じゃがの煮っ転がし(昔ながらの)
ホタテとニンニクの芽の炒め物
(食べかけ写真ですみませんが、新しめのメニュー。チャレンジグです)
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創業から、最も気合いが入っているのは、お刺身です。
ただ、不景気からか、若い世代のお客様が増えたからか、食べる人が少なくなったと嘆いています。
でも、「ツッパッテ、仕入は落とせないのよ」と。
写真は、マグロ、カンパチ、馬刺。
絶品です。 よその店では刺身を食べる気がしなくなります。
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名物となっている、激辛のハスキン。
蓮根のキンピラです。
蓮根の穴に、多数の唐辛子が入り込んでます。
2日目・3日目になると、辛さがかなりしみ込んで・・・酒が進みます。
(お酒売上UPの罠かも?)
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そして、オリジナルの豆腐ステーキ。
まず、鉄板で豆腐を焼く。
(片面に焼き色がついたら、裏返します)
とろろ(長芋)を掛ける。
卵を割り入れる。
しっかりと周囲に焦げ目がつき始めたら、青のり掛けて出来上がり。
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テーブルに出されたら、
混ぜる、
混ぜる、
混ぜる。
卵が全体に行き渡り、お焦げが全体にまぶされます。
食べる。 トロっ うまっ。
トロロの味付けと焼き加減が命ですね。
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おまけに、姫サザエを焼いてもらいました。
(母の名前が『姫子』なので。)
姫なわりには、しっかりサイズです。
お腹一杯。
黒麹の芋焼酎「黒甕(くろかめ)」
たっぷりと飲みました。
お客さんも、たくさん来てくれていて、ありがたいなぁと思いました。
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引退する日まで、お客様のために、喜ばれる料理を出し続けて欲しいと願いますし、その心を引き継いで行きたいと思った、母の誕生日でした。
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場所:東京都墨田区錦糸3-7-7
電話:03-3626-0066 (忙しいとなかなか出ません)
休日:土日祝日ほか (昔は、年に10日以内しか休みがありませんでした)
営業時間:18:00~23:00 (昔は朝までやってました)
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