Google が Chrome OS 提供へ (元ネタ?アドレスも)
とりあえずメモ程度ですが……。考察は時間のできたときにでも。
今日のニュース。
▼ Googleが独自OS開発 Netbook向けに「Chrome OS」提供へ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/08/news037.html
記事にはGoogleが軽量のOSを提供するという内容が書かれていますが、これ、個人的にはけっこうインパクトがあると思うのです。
パソコンの低価格化が進み、コストダウンのために OS にかかるコストを何とかしたいという思惑から Linux を採用するといった動きもありましたが、いまひとつ波に乗ることができていません。Linux は利用者側に馴染みがないといった理由がよく言われますが、本質的には「インターフェイスには慣れが必要である」という点を突くことができていないことが一番の問題であるような気がします。
マイクロソフト社のオフィスが、そのバージョンの2007でリボンインターフェイスを採用しましたが、いろいろな現場から「また一から勉強しなければいけないの?」という声が上がったのは記憶に残っていると思います。私も一応 2007 を購入しましたが、使っているのはいまだに古いバージョンです。
このことから見えるのは、ほとんどの利用者は慣れたインターフェイスであれば簡単に環境(OSなど)を移行する可能性があるということですね。
幸いに、ブラウザ自体には製品による大きな差違はあまりありません。差を生む一番の違いはブラウザの中に表示される画面だったりするので、その点の障壁は非常に低い気がします。
ですので、一番の注目点は「どのようなインターフェイスで登場するのか」にあると思っています。もちろん、それは Windows ライクである必要はなく、携帯電話のようなインターフェイスでもいいわけです。いや、むしろ携帯電話のようなインターフェイスで出てきた方が面白いかもしれませんね。
しばらく、この動向を注目してみたいと思います。
ちなみに……。たぶん、元ネタはこちら?
http://googleblog.blogspot.com/2009/07/introducing-google-chrome-os.html