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【図解】コレ1枚でわかる開発と運用の協調・連携でアップデートの頻度を高めるDevOps

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開発チームと運用チームにとって、「ビジネスの成果に貢献すること」は共通の目的です。そのためには、ユーザーの求めるニーズに迅速、柔軟に対応しなくてはなりません。圧倒的なスピードが求められるいま、両者にはこれまでにもまして、即応力が求められています。

ただ、目的は同じでも両者の果たすべき役割は異なります。開発チームは、システムに新しい機能を追加するため、ユーザーからの開発や変更の要求に迅速に対応しようとします。そして、運用チームに、「ユーザーにそのメリットを直ちに提供したいので、すぐに本番環境に移行してほしい」と要求します。

これに対して運用チームは、システムを安定稼働させることが役割です。本番システムを安心してユーザーに使ってもらうためには、本番システムを確実に安定稼働させる必要があり、インフラの調達や構築、設定や運用手順の整備、テストなどを行わなくてはなりません。そのため、開発チームの要求に即座に答えることはできません。このような両者の対立を放置すれば、圧倒的なスピードは手に入りません。

そこで、開発(Development)と運用(Operation)が協調・連携し、一体となってこの障害を克服しようという取り組み「DevOps」が必要となります。

具体的には、開発したシステムを直ちに本番システムに反映するために、開発チームと運用チームの役割を見直します。たとえば、開発者自身の判断で本番システムに移行しても障害を起こすことなく安定運用が担保できる仕組みを作ることです。そのためには、システムの調達や構成のための自動化ツールやコンテナなども積極的に取り入れます。

DevOpsは、このような一連の取り組みにより、開発したアプリケーションをユーザーが直ちに検証できるようにする「継続的デリバリー(Continuous Delivery)」や、開発したシステムの本番への移行を不断に繰り返してゆく「継続的デプロイメント(Continuous Deployment)」の実現を目指します。

現場のニーズにいち早く対応し、変化にも即応できるアジャイル開発の「反復型開発」や「継続的インテグレーション」と組合せることで、変化に俊敏に対応できる圧倒的なスピードを開発と運用にもたらすことができます。

神社の杜のワーキング・プレイス 8MATO

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八ヶ岳南麓・山梨県北杜市大泉町、標高1000mの広葉樹の森の中にコワーキングプレイスがオープンしました。WiFiや電源、文房具類など、働くための機材や備品、お茶やコーヒー、お茶菓子などを用意してお待ちしています。

8MATOのご紹介は、こちらをご覧下さい。

8MATO(やまと)の日の ご案内

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そんな「8MATO(やまと)の日」にちなんで、インスタ・シェア・キャンペーンを始めました。

なんと、インスタで8MATOをメンションしてご紹介していただけるとランチ無料チケットをプレゼント!しかも、2回までOKという大盤振る舞いです。

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今年で8年目を迎える恒例の"新入社員のための「1日研修/1万円」"の募集を始めました。

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ChatGPTや生成AIの登場でビジネスの前提が大きく変わってしまいました。DXもまた再定義を余儀なくされています。アジャイル開発はもはや前提となりました。しかし、ChatGPTに代表される生成AIが何か、何ができるのかも知らず、DXとデジタル化を区別できず、なぜアジャイル開発なのかがわからないままに、現場に放り出されてしまえば、自信を無くしてしまいます。

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ChatGPTの登場により、ビジネス環境が大きく変わってしまいました。もはや、お客様からの要望や期待に応えて、迅速に対応するだけでは、営業は務まりません。お客様の良き相談相手、あるいは教師となって、お客様の要望や期待を引き出すことが、これからの営業には求められています。

AIやテクノロジーに任せるべきことはしっかりと任せ、人間の営業として何をすべきか、そのためにいかなる知識やスキルを身につけるべきなのか。そんな、これからの営業の基本を学びます。また、営業という仕事のやり甲斐や醍醐味についても、考えてもらえる機会を提供致します。

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