【図解】コレ1枚でわかる超高速開発ツール
ハードウェア性能の劇的な向上やクラウドの普及によるインフラやプラット・フォームの調達・構築スビードの高速化に比べ、アプリケーション開発は、それに見合う生産性の向上を果たしてきたとは言えません。この課題を解決する手段として「超高速開発ツール」が注目されています。
超高速開発ツールは、業務の手順や帳票の書式、画面のレイアウトを入力すれば、プログラムやデータベースを自動で生成してくれます。プログラミングのスキルがなくても業務のプロセスを理解しそれを整理できればアプリケーションを開発ができるので、現場のアイデアをすぐに形にする、あるいはニーズの変化に即応して、日々の継続的な改修や改善が容易になります。また、業務手順を入力すれば自動でプログラミングされるので、業務プロセスが可視化され、プログラマーによる属人化も排除できます。
ただ、アプリケーション開発の全工程をカバーするものではありません。例えば、ビジネス・ゴールの設定や業務分析、さらには、ユーザーを巻き込んで業務要件を明確にするための議論、品質管理を含めたプロジェクト管理、ユーザーの使い勝手や非機能要件への対応などはこれまでと変わりません。また、画面設計や操作性の自由度も下がります。一方で、概要設計・詳細設計・コーディング・テストなどの人手のかかる工程は大幅に工数を減らすことができます。
このような特徴から、新たなアプリケーションを開発する場合には、工数削減の効果は限定的ですが、一度作ったアプリケーションの保守・改修の生産性は大幅に向上することが期待できます。
また、予め仕様が厳格に定められた大規模システムを納期通りに開発するといった用途となると使い勝手が悪いかもしれませんが、変更が頻繁に求められる、あるいは要件を詰めながら開発も並行して進めなくてはならない場合には効果的で、アジャイル開発と組み合わせることで、さらにその真価を引き出すことができるでしょう。
次期・ITソリューション塾・第32期(10月9日開講)を受付ています。
次期・第32期では、「デジタル・トランスフォーメーション(DX)の本質と実践」を基本コンセプトに、それを支えるテクノロジーや実践ノウハウなどを充実させる予定です。
そのための特別講師として、SAPジャパン社長の福田譲氏に講師をお願いし、DX時代の次世代ERPとお客様との実践的取り組みについてのお話を頂きます。
また、DXの先駆的な取り組みで成果をあげられている戦略スタッフサービス代表の戸田孝一郎氏、そんな時代の新しいセキュリティ戦略である「ゼロトラスト・セキュリティ」についてはマイクロソフト・ジャパンCSOの河野省二氏にも講師としてお招きし、新しい常識への実践的な取り組みをご紹介頂きます。
詳しくは、こちらをご覧下さい。具体的な日程や内容について、ご紹介しています。
ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA
【9月度のコンテンツを更新しました】
・デジタル・トランスフォーメーションについての記述を増やしました。
・新入社員研修の研修教材を改訂しました。
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総集編
【改訂】総集編 2019年9月版・最新の資料を反映しました。
パッケージ編
【改訂】新入社員のための最新ITトレンド研修・2019年9月版
ビジネス戦略編
【新規】IT投資並びに情報サービス産業の市場推移(1)p.3
【新規】IT投資並びに情報サービス産業の市場推移(1)p.4
【新規】コレ1枚でわかる最新のITトレンド p10
【改訂】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(1) p.12
【改訂】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(3) p.10
【改訂】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(4) p.11
【新規】新規事業やイノベーションは「手段」に過ぎない p.89
【新規】成長を左右する2つのメンタリティ p.210
【新規】抵抗勢力に打ち勝つ方法 p.211
【改訂】「社会的価値」とは何か p.213
【新規】計画された偶発性理論 p.221
サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
【新規】Microsoft Hololense2 p.55
【新規】IoTとAR/MR p.56
サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
*変更はありません
ITインフラとプラットフォーム編
【改訂】システム利用形態の歴史的変遷 p.68
クラウド・コンピューティング編
【改訂】異なる文化の2つのクラウド戦略 p.108
サービス&アプリケーション・基本編
*変更はありません
開発と運用編
*変更はありません
ITの歴史と最新のトレンド編
【新規】前提となるITビジネスの環境変化(〜5年) p.12
【新規】スマートフォンとは何か? P.13
テクノロジー・トピックス編
*変更はありません