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【図解】コレ1枚でわかるRPA [1/3]

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Robotic Process Automation(RPA/ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、コピペや転記、照合や入力などのキーボード、マウスを操作して行う作業を自動化するソフトウェアのことで、「ロボット」と呼ばれるソフトウェアが、人手で行っていた作業を代行してくれます。

一般的に、複数のアプリケーションを連係して処理する場合は、各アプリケーションが提供するAPI(Application Programming Interface)を介し、それらを連係させるためのプログラムを組むのが一般的です。しかし、このやり方では専門的なプログラミング知識が必要なことに加え、対象となるアプリケーションのAPIを作成・公開してもらう必要がありました。

それに対しRPA は、既に使用しているアプリケーションの画面で人間がおこなっている操作手順を録画するように登録すれば、それを自動で操作してくれます。たとえば、申請書登録画面に表示された項目毎のデータを読み取り、それを他のアプリケーションに転記、拾い出したキーワードから他のアプリケーションで情報を検索して必要な項目をチェックするなど、人間がおこなっていた操作の手順をそのまま実行してくれるのです。人間に代わって作業をしてくれる労働者という意味で、「Digital Labor」とも呼ばれています。

RPA は、金融業界や人事・採用に関わる部署、役所や公的機関など、事務処理や書類作成といった人間の手作業に頼る単純だけど手間のかかる業務が多い業種・職種での仕事の生産性を大幅に向上させることができます。

これまで、事務処理の合理化をすすめコスト削減を図るために、海外でのシェアード・サービスやBPO(Business Process Outsourcing)が使われてきましたが、現地での労働単価の上昇に加え、人材の流動性が高くノウハウが定着しないという問題を抱えています。また高齢化が避けられない我が国に於いて、業務の生産性向上は喫緊の課題となっています。さらに、低金利で収益の確保が難しくなっている銀行では、膨大な事務処理業務に関わる要員を削減する必要に迫られています。

このような、業務の負担を短期間に劇的に削減できる解決策として、RPAは注目を集めています。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

【8月度のコンテンツを更新しました】
・量子コンピュータのプレゼンテーションに新しい資料を加えました。
・講演資料を2つ追加しました。
・動画セミナーを1編追加いたしました。
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総集編

【改訂】総集編 2019年8月版・最新の資料を反映しました。
総集編
【改訂】新入社員のための最新ITトレンド研修・2019年8月版
【改訂】これからのビジネス戦略
ITソリューション塾・最新教材ライブラリー/ITソリューション塾・第31期
【改訂】IoT
【改訂】AI
【改訂】これからの開発と運用
【改訂】これからのビジネス戦略
ビジネス戦略編
【改訂】デジタルとフィジカル(1) p.3
【改訂】デジタル・トランスフォーメーションとCPS  p.7
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(1) p.8
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(3) p.10
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(4) p.11
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(5) p.12
【新規】DXを支える4つの手法と考え方 p.64
【新規】「手段」と「目的」をはき違えるな! p.87
【改訂】事業戦略を考える p.88
【新規】共創ビジネスの実践 p.146
【新規】DXと共創の関係 p.147
【新規】イノベーションの本質 p.154
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ITインフラとプラットフォーム編
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【新規】ITの役割分担 p.5
【新規】ワークロードとライフタイム p.6
【新規】人間の役割のシフト p.7
【新規】超高速開発ツール p.86
ITの歴史と最新のトレンド編
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テクノロジー・トピックス編
【新規】メモリードリブン・コンピュータ p.56-59
量子コンピュータ
【新規】物理学とコンピュータ p.3
【新規】量子コンピュータの分類 p.4
【改訂】量子コンピュータの限界と可能性 p.6
講演資料:
【大学生・講義】テクノロジーな未来は私たちを幸せにしてくれるのだろうか?
【SIer向イベント】Sierはもういらない! DX時代にそう言われないために

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