【図解】これ1枚でわかる私の情報収集法
まもなく新入社員研修が始まるが、毎年、最新のITトレンドについての講義をうけもっている。そこで必ずうける質問がある。
「どうやって、そういう情報を集めているのですか?」
そんな質問に直ぐに答えられるよう、こんなチャートを作ってみた。
Input
まずはFacebookやTwitterからのきっかけだ。ITの業界で働く人たちや様々なオピニオンリーダーをフォローしたり、友達になったりしている。彼らは、それぞれの分野での高感度なアンテナや専門知識を持っている。そういう人たちの発言やシェアした情報には「なるほど」や「こんな情報があるのか」と気付かせてくれるものが多い。
定期的に読んでいる雑誌やWebサイトもいくつかあって、そういうところからも得る情報も多い。また、イベントや勉強会、セミナーにもできるだけ参加し、そこでの話しや議論そして、その後の懇親会や友人たちとの呑み会も私にとっては重要な情報源だ。
こんなきっかけを通じて情報の存在を知るわけだが、さらに自分にとっての重要性や関わっている仕事に関連のあるものは何かをいろいろと考える。必要とあれば関連する書籍を購入し、さらに理解を深め、考察を重ねてゆく。それを思いつくがままに文字や絵にして書きためてゆく。
Output
ノートに残した文章や絵を人に伝わる表現に変える。自分で言うのもなんだが、自分で描いたメモや絵はあまりにも乱雑で汚い。自分でも読めないくらいだ。それを人に伝えられるレベルの下書きとして絵や文章に描き起こす。
「コレ1枚」シリーズや講義・講演で使うチャートを作るときにはまずは徹底して「手描き」する。何枚も書き直すこともある。そして、「これならばうまく伝わる(はず)」と思えたところで、最後にパワポで仕上げる。
文章については、ワードで書き起こしてゆく。こちらも書いては読み直し、これなら伝わるだろうというところまで推敲を重ねる。
この過程で、あらためて自分の理解の不十分さや曖昧さに気付かれることも多い。そういう場合は、Webや書籍に戻り、改めて文章や手書きのイメージに手を加える。
そうやってできあがった文章やチャートはブログや講義・講演、書籍やWebメディアで発信する。その時の反応や自分で喋りながらの違和感、もっとこうした方が良さそうだという気付きを得て、再びInput / Outputのプロセスを繰り返す。
さて、ここでは分かりやすいようにInput->Outputの順序で説明はしたが、実際のところはこの逆で、まずはOutputしたいというモチベーションが、Inputを生みだす原動力となっていることが多い。
SNSやWeb、講義や講演、対話を通じて、気付きを得た後、何とか絵にできないか、文書にできないかと考えることもしばしば。これをきっかけに情報を収集し、整理し、Outputに仕立て上げる。
いずれにしても、「伝える」ことではなく、「伝わる」ことを大切にしている。読み手の前提知識、興味や関心、読み心地や見た目の美しさ、文章の表現や色使いなどを意識しながら、試行錯誤を繰り返す。
前よりも少しで分かりやすくしたい。修行は続く。
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【新規】DXによる新規事業創出組織に求められる資質 p.65
【新規】PoC成功のサイクル p.123
*「人材開発編」を統合しました。
サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
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サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
【新規】統計と機械学習の違い p.12
【新規】ビジネス・プロセスのデジタル化 p.20
【新規】一般的なプログラムと機械学習を使ったプログラム p.21
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【新規】インダストリー4.0(第4次産業革命)とERP p.18
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【新規】近代コンピュータ発展の歴史 p.8
【新規】依存集中型から自律分散型へ p.22
ITインフラとプラットフォーム編
【新規】第5世代通信のインパクト p.243
テクノロジー・トピックス編
*変更はありません