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私に100年寿命の生き方を考えさせてくれた5冊

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「ゴールドマンサックス証券は年収数千万円のトレーダー600名のうち、2名を除く全員をお払い箱にして、人工知能と200名のコンピューター技術者に置き換えた。他の証券会社も証券トレードをAIに置き換える方向である。AIによる証券取引は今後どんどん増加する。(日経テクノロジー)」

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長年の経験、熟練者、亀の甲より年の功など、経験を重ねスキルを磨くことが、社会的価値として評価されてきた。しかし、もはやそんな時代ではないのかもしれない。

ここに紹介した証券トレードのように、その成果に明らかな差が出ているとすれば、ビジネス合理的に考えてAIに置き換えるのは理にかなった選択だ。既に無人で走行する鉄道があるが、トラックや路線バスの運転手もやがては自動運転が人間を置き換えてゆくだろう。労務上の課題や輸送の安全を考えれば、当然の選択となる。

事務作業を置き換え、その生産効率を劇的に高めてくれるRPA(Robotics Process Automation)はいま急速に需要を伸ばしている。人間が働く工場の生産ラインで、一緒に働くヒューマノイド型のロボットであるBaxterやNEXTAGEは、単純作業を人のスピードに合わせてこなしてくれる。それぞれの価格は300万円と740万円だ。人を一人雇うよりも安くつくし、労務上の問題など気にすることもなく、24時間365日、働き続けさせることも可能になる。

テクノロジーの進歩は、人の仕事を置き換えてゆき、その範囲も拡がってゆく。この流れに抗おうが、目をふさごうが、水は上から下へ流れるがごとくだ。

その一方で、新たな仕事が必要になる。先のゴールドマンサックス証券では、トレーダー600名の代わりに200名のコンピューター技術者を採用した。また、少子高齢化が進む我が国では、生産年齢(15歳〜64歳)人口が急速に減少している。この状況に対処するひとつの手段として、テクノロジーの進化は歓迎すべきことだ。それらをどのように使いこなしてゆくか、それを考え、設計し、開発する。それに附帯するサービスも登場する。そんな新たな仕事が生まれてくる。

もはやこの道一筋の人生というのは、絶対的な価値ではなくなろうとしているのかもしれない。マルチスキルやパラレルスキルで生きてゆくための能力を身につけてゆくべきだろう。また、100歳寿命の時代になろうとしていま、20代前半までは教育、20代〜60代までは仕事、60代以降は引退生活という3ステージ人生では寿命をまっとうすることはできない。二毛作あるいは三毛作のマルチステージの人生を生きるしかない。そのためにいつでも変身できる状況を作っておかなくてはならない。

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)〜100歳時代の人生戦略」という著には、それを「変身資産」と称している。変身資産を増やすためには、人的なネットワークを築き、様々なロールモデルを知り生きた方の選択肢を増やすことや、人のつながりから新たな仕事へのチャンスを掴むこと、そして、学び続けることへの投資が必要であるとしている。

そんなことを考えるきっかけとなった5冊を紹介しよう。

「大予言 「歴史の尺度」が示す未来」

歴史のサイクルにどのようなメカニズムがあるのかを解説しています。あらためて歴史が最良の教師であることを知りました。

「未来の年表」

日本の人口減少が具体的にどのような状況を生みだすかを具体的な事実を積み重ねて解説しています。これはヤバいぞ、このままでは大変なことになると実感できました。

「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」

100年寿命の時代となり、これまでの教育-仕事-引退の3ステージでは生きられない。いろいろなステージを切り替えて「変身」し、それぞれの時代で社会に必要とされる存在にならなくては生きてゆけないことが重要であることを再確認。

「「あなた」という商品を高く売る方法」

自分をマーケティングする。マーケティングの視点からどうすれば自分の社会的価値を高められるか。若い人にこそ読んで欲しいと思いました。

「イノベーション・オブ・ライフ」

若い頃に読んでおきたかった1冊。クリステンセンのイノベーション理論を職業の選択、生きる目標の立て方、子どもの教育、家庭のマネジメントなど、さまざまな分野に応用できることを教えてくれる。

過去の歴史の延長線上で、自分の未来を考えることができない時代となった。焦る必要もないが、真剣に向きあわなければならいことだけは確かだろう。

受付開始!ITソリューション塾・第26期

古い常識をそのままにお客様の良き相談相手にはなりません

  • 古い知識のままで、知っているつもりになってはいませんか?
  • 新しい言葉を知ってるだけで、知っているつもりにはなっていませんか?
  • 説明できないのに、知っているつもりになっていませんか?

「知っているつもりの知識」から「実践で使える知識」に変えてゆく。そんなお手伝いをしたいと思っています。

10月4日(水)より開催される「ITソリューション塾・第26期」の受付を開始致しました。内容も一部変更し、「ITでビジネスを革新する」をテーマに、ビジネスの課題にITをどのように活用してゆけばいいのか、また、情報システム部門やSI事業者は、いまの時代の変化にどのように向きあえばいいのかについても考えてゆきます。

講義で使用する500ページを超える最新のプレゼンテーションは、オリジナルのままロイヤリティ・フリーで提供させて頂けます。お客様への提案、社内の企画資料、イベントでの解説資料、勉強会や研修の教材として、どうぞ自由に活用してください。

第26期 ITソリューション塾

  • 日程 2017年10月4日(水)〜12月12日(火) 18:30〜20:30
  • 回数 全11回
  • 定員 60名
  • 会場 アシスト本社/東京・市ヶ谷
  • 料金 ¥90,000- (税込み¥97,200) 全期間の参加費と資料・教材を含む

詳しくは、こちらをご覧下さい。

大阪開催決定!新入社員のための最新ITトレンド・1日研修

「お客様の話しに、ついてゆけません。言葉が分からないんです。」

こんな話をする新入社員は少なくありません。もちろん経験のない彼らが仕事をうまくこなせないのは当然のことです。しかし、「言葉が分からない」というのは別の問題です。

IoT、AI、クラウドなどのキーワードは、ビジネスの現場では当たり前に飛び交っています。しかし、新入社員研修ではITの基礎やプログラミングは教えても、このような最新ITトレンドについて教えることなく現場に送り出されてしまいます。そのため、お客様が何を話しているのか分からないままに、曖昧な応対しかできず、自信を無くしてしまう、外に出るのが怖いなどの不安をいだいている新入社員も少なくないようです。

そんな彼らに、ITの最新トレンドを教え、ITがもたらす未来への期待、そこに関わることへの誇りを持てるようにと企画しました。

参加費が1万円なら、懐の寂しくても自腹で参加できるはずです。また、既に新入社員研修の予算を使い切った企業でも、何とかやりくりして頂けるのではないでしょうか。そんな想いで、この金額にしてみました。また、100ページを超えるテキストは、パワーポイントのままでロイヤリティフリーで提供させて頂きます。

*大阪での開催のご希望が多数寄せられたこともあり、大阪でも開催させて頂くこととなりました。

実施内容

  • 日時:下記日程のいずれか1日間(どちらも同じ内容です)
    • 【東京・第2回】9月04日(月)10:00〜17:00
    • 【大阪】 9月07日(木)10:00〜17:00 *追加*
      • *昼休み1時間、休憩随時
  • 東京会場:株式会社アシスト・本社1階セミナールーム/市ヶ谷
  • 大阪会場:株式会社アシスト・大阪セミナールーム/グランフロントタワーA
  • 定員:50名/回
  • 費用:1万円(税込10,800円)
    • 新入社員以外(例えば、他業界からIT業界に転職された方や人材開発・研修担当の方)で参加されたい場合は、3万8千円(税込 41,040円)でご参加いただけます。
  • 内容:
    • ITビジネスの歴史と最新トレンド
    • クラウド・コンピューティング
    • ITインフラと仮想化
    • サイバーセキュリティ
    • IoT
    • AIとロボット
    • アジャイル開発とDevOps
    • これからのITとITビジネス

詳しくはこちらをご覧下さい。

最新版(7月度)をリリースしました!

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

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最新版【2017年7月】をリリースいたしました。

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今月度は、AIとIoTを中心に大幅に資料を追加しています
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ビジネス戦略編
【新規】3つのIT:従来のIT/シャドーIT/バイモーダルIT p.23
サービス&アプリケーション・先進技術編/人工知能とロボット
【新規】IoTとAIの一般的理解と本当のところ p.4
【新規】人工知能の3つの役割と人間の進化 p.12
【新規】自動化から自律化への進化 p.16
【新規】スマートマシンの必要性 p.16
【新規】人工知能のロボットへの実装 p.24
【新規】専門家と人工知能 p.26
【新規】人工知能は知的望遠鏡 p.27
【新規】ITと人間の関係の変遷 p.33
【新規】これまでの学習とディープラーニング p.42
【新規】ルールベースと機械学習 p.43
サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
【新規】IoTとAIの一般的理解と本当のところ p.15
【新規】従来のやり方とIoTの違い p.18
【新規】LPWAとは p.51
クラウド・コンピューティング編
変更はありません
サービス&アプリケーション・基本編
【新規】ERPシステム/パッケージとクラウドでの利用形態 p.11
【新規】SOAの狙いと成果 p.27
開発と運用編
【更新】ウォーターフォール開発とアジャイル開発 p.17
インフラ&プラットフォーム編
【新規】認証基盤 p.117-118
【新規】認証に関わる課題 p.119
【新規】シングルサインオンとフェデレーション p.120
【新規】Apache Spark p.179
トピックス編
変更はありません
ITの歴史と最新のトレンド編
変更はありません

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