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モバイルを使い始めて30年の筆者が活用しているモバイル機器、モバイルシーンを紹介していきます。スマートフォン、ノートパソコン、PDA、携帯電話に加え、様々なネットサービス(ソーシャル、クラウド、レンタルサーバーなど)、周辺機器(Bluetoothヘッドセット、Bluetoothキーボード)との連動をご紹介します。

Windows Phoneに興味のある方にお奨め電子書籍(第11回)

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windows phone bookのサムネール画像


モバイルを愛していますか?今回は電子書籍の宣伝をさせていただきます。ご了承ください

スマートフォンと言えば、iPhone、Android、BlackBerryなどありますが、個人的に応援している端末があります。Windows Phoneというスマートフォンです。

Windows Phoneとはどんなスマートフォンかというと、iPhone、Androidとコンセプトが全く違います。iPhone、Androidは、それぞれ独自マーケットを持ち、端末にアプリケーションをインストールすることで、ネットやゲームやマルチメディアが楽しめる端末になっています。それに比べて、Windows Phoneは、マーケットによるアプリインストールに対応はしていますが、Windows Phoneの大前提として、OSレベルでソーシャルとクラウドに対応していることがあります。

特にソーシャルの対応に関しては、新しいコンセプトでアプローチしています。

あるユーザーに連絡を取る場合を例にしてみましょう。連絡をとるには、電話、メール、Twitter、Facebookなどいろいろな手段があります。そのため、スマートフォンで、連絡したいサービスに対応したアプリを起動します。そのアプリにある連絡先リストより、ユーザーを探して、メッセージを送る、という手段でした。

一方、Windows Phoneにおいて連絡を取る方法をご紹介しましょう。Windows Phoneにおいては、電話、メール、Twitter、Facebookなどの全ての連絡データが「People」という「ハブ」に統合されています。あるユーザーに連絡したい場合、それぞれのアプリを起動する必要がありません。「People」ハブを起動することで、そのユーザーに関わる全ての連絡先が参照できます。また、今まで何で連絡を取っていたか、という履歴も参照できます。さらに、TwitterやFacebookなどのタイムラインをまとめて参照できるため、連絡したい相手が今何をしているか、を一目瞭然にて確認できます。つまり、「人」を中心に、その相手に一番合った連絡方法を「People」ハブにて、簡単に行うことができるのです。

その他にも多用なハブ機能があり、「Pictures」ハブや「Music+Videos」ハブでは、ソーシャルやクラウドを横断して、写真や音楽、動画といったコンテンツの管理や共有ができます。

このような新しいコンセプトのWindows Phoneには、デザインとして、METRO UIが使われています。地下鉄の案内表示のように、大きなタイル表示で、簡単にアクセスできるUIです。

これらのWindows Phoneの新しい取り組みは、次期のパソコン用OS「Windows 8」でも採用されています。

スマートフォンで新しい体験をしてみたい、というユーザーにとって、Windws Phoneは最適な端末と思います。ただし、日本において、Windows Phoneは、auより「IS12T」という1機種のみになっています。出荷台数は、一部の報道にて12万台という数字が出ており、決して多い数字ではありません。他のキャリアからのWindows Phoneの動きとしては、NTTドコモは冬モデルでリリースを検討する、という話が夏モデルの新機種発表会にてありましたが、まだ確度はありません。また、現在リリースされているアプリケーションの数もiPhoneやAndroidと比較すると十分であるとは言えない状況です。

こんな最新で、ニッチなスマートフォンWindows Phoneに関する電子書籍を執筆いたしました。「Windows Phone ソーシャル&クラウド究極活用ブック」というタイトルで、Windows Phoneを使ったことのないユーザーのみなさんに端末の魅力をご紹介しています。

電子書籍ポータルサイトにて販売していますので、ご興味がありましたら、ご利用ください。販売、もしくは、販売予定のサイトとしては、BookLive!、TSUTAYA GALAPAGOS、紀伊國屋書店、電子書店パピレス、電子文庫パプリ、Sony Reader Store、dマーケットブックストアなどとなっています。ご利用の電子書籍サイトにて、「伊藤浩一」と検索していただければ、ヒットすると思います。サイトによっては「立ち読み」や「分冊販売」もしていますので、お気軽にご利用ください。

Windows Phoneを応援することになった経緯などは、また別のエントリーでご紹介させていただきます。



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