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モバイルを使い始めて30年の筆者が活用しているモバイル機器、モバイルシーンを紹介していきます。スマートフォン、ノートパソコン、PDA、携帯電話に加え、様々なネットサービス(ソーシャル、クラウド、レンタルサーバーなど)、周辺機器(Bluetoothヘッドセット、Bluetoothキーボード)との連動をご紹介します。

スマホでPC利用時間が減っている傾向だけど実際スマホは実用になってる?

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モバイルを愛していますか?モバイル情報ブロガーの伊藤浩一です。2016年もよろしくお願いします。

さて、IT系のニュースにて、「スマートフォンやタブレットの利用時間の増加で、PCの利用時間が減っている」というニュースがありました。実際に、私の場合で考えてみると、ソーシャルメディア利用、音楽動画利用に関しては、ほぼスマートフォンに移行してしまった感があります。WEBとメールに関しては、簡単なチェックのみスマートフォンで行い、実際に活用する際には、PCを使うというスタイルです。そして、利用時間を考えてみると、移動中の利用は圧倒的にスマートフォンが多く、PCを使うか、スマホを使うかの線引きは、自分のいる環境に依存しています。つまり、移動が多いときはスマホが多く、デスク作業が多いときはPCが多い、という感じです。

まあ、結局、利用シーンに合わせて、使いやすい端末を選択しているだけなので、あまり本質的な話ではないです。重要なのは、PCの作業内容を、スマホでどこまで置き換えられるか、という点です。ただ、全ての作業をスマホで置き換えることは現状は不可能なため、ある程度の作業はスマホで代用しますが、最終的にはPCが必須となっています。

そして、スマートフォンに関しては、半分仕事で半分趣味で、多数の端末を持ち歩いていますが、複数のOSを持ち歩くようにしています。Android OSが一台、iOSが一台、Windows 10 Mobileが一台、と最低3台体制にしてます。(写真は、左からAndroidのXperia Z Ultra、iOSのiPhone 5s、Windows 10 MobileのKATANA 02)

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今はクラウドが発達しているため、どのOSでもほぼ同じように作業ができますが、現状の私の各OSの印象としては、こんな感じです。

PCで作業する内容を100%とすると、Androidでできることは40%、iOSでできることは20%、Windows 10 Mobileでできることは10%、という感じです。これはアプリのバリエーションだけでなく、外部機器との連動(USBホスト機能によるUSB接続)なども含んだ場合の私の印象です。もちろんユーザー毎に作業内容は違いますので、OSの順位も変わってくると思いますので、私の個人的な印象ということでご勘弁ください。

ただ、モバイルユーザーとしては、このPCに比べて足りない部分を如何に補うか、というところが腕の見せ所で、どんどん使いやすくなっているAndroidやiOSよりも、まだまだ未開拓なWindows 10 Mobileのカスタマイズに燃えてしまうのは、昔のPDAユーザーとしての悪い癖でしょうか。

ということで、私から見るとスマートフォンはまだまだPCに置き換わるポジションにはありませんが、伸びるポテンシャルは十分あると思いますので、2016年の進化を見守りたいと思います。

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