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テクノロジーに心も仕事も奪われそうな日々を綴ります。

あと三年もすれば義務教育に教師はいらなくなるんじゃないか

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脳みそを量子コンピュータに置き換えたいくらいいろいろアレな松井です。

ここのところ AI がらみで衝撃のニュースが複数ありました。

AI が自分の子を作るなんて、とうとう SF の世界がやってきたかという感じがしますね。

AI が AI に学習させるようになってくると、人間はどんどん入り込む余地が減ってきそうです。

ところで、僕は今二人の子を育てているのですが、人工知能の教育と子どもの教育はかなり似ていると感じるんです。

小学生低学年くらいの子どもに言葉を教える場合、説明しようと思っても説明に使う言葉を子どもが理解できないということが頻繁にあります。

その場合はどうするかというと、実際に使っている場面を再現するとか、いろんなパターンのフレーズを提示してなんとなく雰囲気を理解してもらいます。

それって、人工知能に言葉を教えるのと同じ過程なんですよね。

人工知能が言葉を学習する場合も、文章を読ませると単語に分解して前後関係のパターンを学習していくという過程をとります。

TensorFlowで会話AIを作ってみた。

ということは、AI が AI を教えることができるということは、子どもを教えることもできるということになります。

これもう、教師いらないでしょう。

他の教科はどうか

上の例では国語について話していましたが、他の教科はどうでしょう。

算数、数学に関してはそもそも人工知能すらいらないと思ってるんですよね。

二桁までの四則演算なんて暗記するだけだし、それより桁の多い計算は筆算の仕方を覚えればいいし、なんだったらもう計算機で良いじゃないですか。

学者とかアルゴリズムを作るような仕事でもない限り、二次関数とか人生で使うことなんてまず無いですからね。

なので、算数と数学は教科書とドリルと計算機があれば十分という感じ。ドリルも紙じゃなくてウェブフォームで10000問くらい用意して毎日50問ずつ解いてればそのうちできるようになりそうだし。

理科も動画で学べそうですね。

社会は、歴史小説とかノンフィクションを読んでればいいんじゃないですかね。

ついでに言うと、家庭科をもっと充実してほしいですね。料理とか掃除とかって、能力がもろに生活に影響するし。

まあそれはいいとして、こうして考えるとそろそろ義務教育は学校に通わなくても良いんじゃないかと思うんですよね。

いじめだって学校に通わなければ起こらないわけだし。

学校に通わなくなって使いみちが無くなった校舎や体育館は一般開放して、人同士のコミュニケーションとかスポーツ振興に役立てたほうがいいでしょうね。

人間が人間らしく育つために

機械に育てられるとか言うと、人間らしさが無くなるという意見が出そうですけど、そもそも学校で一日中座っているっていうのはあまり人間らしいとは思えないんですね。

義務教育で必要な学習はもっと短時間で効率よく済ませて、人と人とが触れ合う時間に充てるほうがよっぽど人間らしい生活になるでしょう。

今なんか、小学校で15時位まで勉強するせいで友だちと遊ぶ時間少ないですからね。

人工知能が発達して、もっと子どもが人間らしい生活を送れるような環境になることを切に願っています。


人工知能 (AI) の現状を知るにはこの本が良いと思います。

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