勉強会で素敵な出会いを。コンテンツ全部入りAzure勉強会キット絶賛公開中
このところ、土日や朝活、会社帰りの時間帯、あるいは社内での自発的な
活動の一環として、仲間を集めて勉強会を開催される方が増えてきているようで、
忙しい中継続的、精力的に活動されるそのパッションには頭が下がる。
私も振り返れば社会人2-3年目くらいの生意気盛りの頃には、異業種交流会やら
勉強会のハシリのコミュニティによく顔を出していた。中でもマッキンゼーの
上田が代表を務めていた「FSI」や、オラクル→電通ワンダーマンの伊東裕揮や
HP→日本ナショナルインスツルメンツの許斐俊充が中心となってまとめていた
「MakeIT」は互いに与えあった影響は大きく、その後人生いろいろある中で
各々の時間がとりにくくなり、活動が下火になってからも交流が続いている。
今になって思えば相当豪華なメンバーだった。
FSIで実践していた戦略コンサルタント、プロフェッショナルとしての知見を惜しみなく
提供する代わりに、主にコンサルタントになりたいとあこがれを抱いている若者の
パッションと時間を拠出してもらい、ホントは自分で深く考えたり実行してみたかったりする
ビジネスアイディアを具体化させるというモデルは、その後まだ私がオラクルにいた頃に
学生のインターンチームをあずかるという形で実践することができた。
私が、というより当時のオラクルの空気が彼らに貴重な経験をもたらしたことで
結果、GoogleでMapsのAPI開発をしている水林君や同じくエンタープライズ営業を
している山本君をはじめ、多くの優秀な後輩を輩出することができた。
そしてここ最近、そう遠くない業界にいるFSIやMakeIT、オラクル時代のインターン仲間と
偶然立て続けに仕事で会う機会に恵まれており、若かりし頃の努力があればこそ得られた
非常に楽しい経験である。
と…、「私の勉強会」経験をシェアするのが今回の趣旨ではないのでそろそろ本題。
マクレガーのY理論を具現化した自発的な勉強会をどうにか支援したいと常々思っている
私としても Azure やクラウドをネタとした勉強会をもっと活発に展開してもらえたらよいな、
ということで、まずはコンテンツ提供という形から実現したのがコチラ。
「勉強会キット」と銘打った、ドキュメントやソースコード一切合切の全部入りシリーズを
技術テーマごとに提供しており、ここにWindows Azureを加えさせていただいた。
zipダウンロードはコチラ。(要LiveIDログイン、プロフィール入力)
そして、気になるナカミは、なんと以前ご案内していたハンズオンラボの内容そのもの。
残念ながら日程が合わなかったり遠隔地だったりで、ハンズオンラボにご参加いただけ
なかった方にとっての格好の自習教材となるのはもちろんのこと、これさえあれば、
みなさんが「先生」になって、勉強会を開催できるようになっている。
サービスの作成から、実際にAzureで動く写真のサムネイル画像作成機能つき
ゲストブックアプリができるまでを、手取り足取り日本語で解説しているドキュメントと、
演習の各段階でのスナップショットがVisualStudioのプロジェクトファイルとして含まれて
いるので全部追いかけなくても料理番組のように必要な箇所をつまみ食いすることもできる。
まずはこのコンテンツを活用する方向で、自発的な勉強会が増えてくれれば良いなと
思いつつも、私の超個人的な私見として、下記のような支援ができるとより効果的では
ないかと。「そーだそーだ!」という方はtwitterかブログコメントで熱く反応していただきたい。
- 壁さえあればどこでも画面投影できる小型プロジェクタ
- UST配信用LifeCamシネマ(USTがFlashじゃなかったらもっと積極的に使えるのにね)
- PocketWifi またはUSBでEモバかUQがささる無線ルーター
- Azureが一定時間使えるギフト券的な何か
- エバンジェリストが自由に指名できる講師派遣依頼書
あたりをパッケージにして「勉強会キットVer2」にという妄想。いかがでしょ。
(注:今すぐやれや!といわれても、直近予算もないし、まだ何も調整してません。念のため)
一部に、いさごはガンダムゆかりの何かがある地域で開催するセミナーやコミュニティ活動
にしか顔を出さないという都市伝説があるようだが、そんなことはない。スケジュールさえ
調整つけば、お邪魔させていただくのは吝かではないので臆せずお声掛けいただきたい。
最後に、丸山先生の名言を。
「えーい。はっきり言いましょう。
僕は、イベントの後に、ついでに懇親会をやっているのではなく、
懇親会の為に、ついでにイベントをやっているんです。」
UST配信やtwitterが一般ユーザーにも浸透する中、心と心がふれあうリアルな出会いは、
コミュニケーションがどれだけバーチャルな媒体を使うようになっても変わらず重要である。
勉強会を通じてみなさんが素敵な出会いに恵まれることを祈りつつ。