CloudForceからXDevカンファレンスへ。クラウド開発者を自称するなら明日は雅叙園へ
競合排除ということで参加させていただけなかったが(残念)、本日Salesforce.com主催の
CloudForceというイベントが行われている。twitterが普及したおかげで、状況がだいたい
把握できたのはありがたい。漏れ伝わってくる話を聞くに、かなり盛況だったようである。
ここのところ、クラウドと名のつくセミナーが多く、業界を盛り上げているのはよいことだが、
少々食傷気味な方もいるかもしれない。しかし、明日のXDevカンファレンス2日目はクラウド関連の
技術を網羅的に把握したいという方にはオススメだ。マイクロソフトがスポンサーになっているが、
もちろん同業他社だからといってお断りすることはないので、お時間作れる方は是非お気軽に
お立ち寄りいただきたい。
私もAzure開発セッションを担当させていただくことになっている。オトナの事情で
「VisualStudioで始める…」とセッション名につけさせていただいているが、
"the 宣伝"的な話はしないので、マイクロソフトの売り込みや囲い込まれるのが怖いとか
詮索することなく安心してご来場いただきたい。
クラウドに興味のある方向けの16日(水)のオススメコースは下記。
10:30開始となる丸山先生の基調講演
【2A-1】クラウド時代,ITエンジニアに求められるスキル
を聞いてから、同じ部屋で私が担当するセッション
【2A-2】Visual Studioで始める Windows Azureクラウド・プログラミング
にもご参加いただき、Azureでの開発により興味を持っていただけたら、続けて
【2B-3】Javaユーザーにも聞いてほしい。今だから理解する「.NET Framework」
を行う隣の部屋へ。コチラ、すでに満席となっているので当日潜り込めるかどうかは
会場の方と交渉してみていただきたい。
開発技術より、もっとクラウドの概要的な話を聞いておきたいという方は、
クラウド研究会でもお見かけするNRIの久保氏のセッション
【2A-3】COBOLとクラウド 変わる世界・変わらない世界
あたりが興味深いだろう。こちらは今のところまだ申し込み可能である。
次のセッションは、クラウドと関係の深いRIAの理解を深めていただくためにも
【2B-4】検証!Silverlight 業務アプリケーション・プラットフォームとしての実力
に参加いただくのがよいのだろうが、こちらもすでに満席となっている。
どうしても聞きたいという方は、「立ち見でもいいから…」など現場の方と
交渉してみていただきたい。くれぐれも会場スタッフの方に、マイクロソフトの砂金が
満席セッションでもがんばって潜り込むように指示したなど、余計なことを語らぬよう
配慮いただきたい。
クラウド利用で考慮すべきネットワークのレイテンシ(遅延)を解消するためには、
RIA的なアプローチとの相性が抜群だ。AJAXでがんばる、という努力は否定しないが、
成熟期を迎えつつあるSilverlightなどを組み合わせた方が素直だろう。
とっつきにくい、と感じている方は一度開発の過程をご覧いただきたい。
ここまでで15:10終了。
さて、毎度このブログで私の担当セッションをご案内する際に、恒例となりつつある
「読プレ」だが、今回も若干数ご用意させていただきたい。
残念ながら参加者皆さんにお渡しできる数のAzureグッズが用意できないのだが、
このブログを読んでいる方で、かつ、Azureでアプリを作って、本番環境へのデプロイまで
漕ぎ着けた!(これからやります!という宣言でも可)という方には、
【希少:Windows Azureロゴ入りボールペン、他】を差し上げたいと思うので、
講演が終わったら「ブログ見てます、何かください!」と、お気軽に申し出ていただきたい。
みなさんと会場でお会いできるのを楽しみにしつつ、明日の準備に取りかかろう。