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クラウド戦役をZガンダム視点でわかりやすく解説するブログ+時々書評。

クラウド万歳!Azureはあと10年戦える。

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今日は週末ということもあり、終始ガンオタネタで。

誘惑に負けて予約していたPSP版ギレンの野望アクシズの脅威Vのパッケージを開けてしまった。
予約特典として、登場する機体のスペックガイドがついているのだが、
偶然開いたページで目に入ってきたのがなんと陸戦型百式改。
これはっ!と思いパラパラめくると、ディジェSE-R、フルアーマーガンダムMkII、ガンダムMkIII、
デルタガンダム、ZプラスA1・A2・C1型、ZIIなどなど、でるはでるは
エウーゴおよびその後の連邦軍の機体が大量に追加されている。
量産機ひとつとってもネモII、ネモIII、メタス改、ガンキャノンディテクター、ネロ、グスタフカールと
どれを量産体制にのせようか目移りしてしまう。
Zガンダム時代背景の外伝で登場した機体が多く追加されているのだ。

いちおう解説しておくと、ギレンの野望シリーズはセガサターン版が1998年に登場して以来、
三国志や信長の野望、大戦略などの戦略シミュレーションゲームにおいて時代、キャラ設定が
ガンダムの宇宙世紀0079以降になっている。私が最も好み、得意とするゲームのひとつである。

プレーヤーはいずれかの勢力の指揮官となり、限られた資金と資源を有効に投資しながら
戦力を整え、敵を侵略する。戦力の中心はやはりモビルスーツであり、開発投資を通じて技術力を高めながら、
自軍の状況や戦略にあった機体開発プランを選んでゆくのである。戦略シミュレーションであるが故、
そこにはトレードオフが必須であり、何も考えずにガンダムを量産、というわけにはいかないようになっている。

ガンダムのようなワンメイクの高性能機は必然的に開発コストも、生産にかかる資金・資源・期間も割高で、
反面、ザクやジムのような量産タイプは低コストでの開発、生産が可能だ。また、パイロット技量や適正も
加味されており、一般的に高性能機はピーキーな設定であることが多く、優秀な人材が運用しないと
その能力を発揮することが出来ず、反対に量産タイプは誰が乗っても発揮される性能に大きな差は生じない。

ここで重要なのは、それぞれの機体性能が数値化されていること、開発に要する基礎技術の関連により、
機体開発系譜が設定されている、つまり、ザクを開発しないとグフを開発できない(しにくい)ことである。

数値化の例として、RX-78-2ガンダムを1機生産するのに必要な資金と資源は4900/6500であり、
結果、装甲の強度を示す耐久は260、運動性能は32、ビームライフルの威力は150である。
一方、MS-06FザクIIは資金720、資源1410で3機生産することができるが、耐久は42、運動性能は14、
ザクマシンガンの威力は30と性能には大きな開きがある。他にも詳細なパラメータ設定がなされているが、
手元の資金を使って単純計算でガンダム1機とザク20機どちらが自軍に有意義か判断しなければならない。
指揮官が優れていて適切な判断を下せれば、国力が劣っていても敵を倒せるゲームバランスに仕上がっている。

これまで幾度となく地球降下作戦から電撃的に完全勝利を収めてきたが、
今回、時間の都合でへたれな私はエウーゴ(クワトロ)編からスタート。
なんと、エマ中尉がフルアーマーガンダムMk-IIIに、カミーユがZIIに、クワトロ大尉が百式改にのっている。
これは楽勝!と思いきや、ティターンズがベルファストでおもむろにサイコガンダムを量産中。
さらに戦ってみると地上ではアッシマーがかなり厄介。やや慎重に侵攻することにしよう。

多くの魅力的な機体が追加されたエウーゴやティターンズに比べ、ジオン系統の機種追加は多くない。
エウーゴの未来は明るい。

最後に少しだけクラウドの話。
一般的にはAdobeのMAXに対抗するデザイン製品やWebテクノロジーを中心的なテーマとする
マイクロソフト主催のカンファレンスであるMIX2009@ラスベガスにおいて、
Azure関連でもなんらかの発表が行われるという噂がある。
現在ロードマップの詳細化か、新サービスの発表か、価格やSLAについての言及か、その内容はわからないが、
着々と軍備が整いつつある現状を感じることが出来るのは喜ばしいことである。
私も現地に行くことになっているので、新着情報はこのブログでもみなさんと共有させていただきたい。

ギレンの野望のおかげで早速寝不足である。
仕事中に誘惑に駆られるPC版でなかったのがせめてもの救いか。

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