日米資料作成比較
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先週1週間、シカゴで開催された研修に参加してきました。
この研修は、世界中のオフィスから参加者が集まるため、全て講義やアクティビティは英語で進められます。私は英語が得意ではないので、朝から晩まで英語漬けという生活で、頭の中は常にフル稼働状態、本当に疲れました。
海外、特に北米の人と研修をしていると、日本とのビジネス文化の違いを痛感することがあります。その一つが、プレゼンテーションやミーティングの資料の位置付けでしょう。
日本では往々にして、ミーティングで説明する多くの内容が資料に記載されていることが求められます。それは、後から資料を見直しただけで、どんなことが話し合われたのか理解できるようにという考え方が広く受け入れられているからです。(もちろん、ある程度のサマリーはします)
一方で北米では、資料は極力簡単に記述し、必要なことはバーバルコミュニケーション(口頭)で直接伝えることが求められます。ですから、資料にはキーメッセージとそれを補足する2、3のセンテンスが並ぶだけという非常に簡素な資料になります。
ノンバーバルが重視される日本と、バーバルが重視される北米。この辺りは文化の違いがハッキリと影響しているのが分かりますね。
私も口で説明する方が好きですが、今回の研修では、チームメンバーのあまりに簡素な資料作成に驚き、何度も情報量が足りないのではないかと話したのですが、逆に、講師からは簡素な点を評価されました。
今回はマネジメント相手の資料作成という面もあり簡素な資料ができあがりましたが、他の企業でも、海外の人間が作成する資料は簡素なものが多いのでしょうか。ちょっと気になります。
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