ゴースト!?コピペ!?どころではない「完コピ」な日本のポップ音楽
ゴースト論議、コピペ批判がようやく収まってきたので、ようやく「便乗ネタ」と思われない頃かなぁ、なんて思って書き出してみました。なんて、てへぺろ。
まずは、下の2曲を聞き比べてみて下さい。
1.題:SHAKE-IT、曲:T-BOLAN
2.題:ROCKS、曲:PRIMAL SCREAM
どうです?これは、オジサンには懐かしい90年代のヒットメーカーであった「T-BOLAN」がリリースした曲「SHAKE-IT」。2番目の曲は同じく英ロックバンド「Primal Scream」が「T-BOLAN」より前にリリースした「ROCKS」。
これって、オマージュとかの次元を超えて正に「完コピ」すなわち同じ曲でしょう…
僕と同年代の洋楽ファンなら有名なこの「ROCS」と「SHAKE-IT」の相似性は、90年代に青春を過ごした僕らには衝撃的な出来事だったのです。けれどここまで「完コピ」していると、PRIMALファンとして、批判するとかの次元を超えて、もはやパロディとして笑ってしまったのを覚えてマス。
えーっと、別に「SHAKE-IT」を批判するためにこの曲を紹介した訳では無いのでこのくらいで…
日本のポップ音楽では結構この手の曲は多い。日本のビッグバンド「GLAY」彼らも英ロックバンド「OASIS」の「WHATEVER」とそっくりな曲をリリースしている、しかも題名まで「HOWEVER」なんてつけていたりして。
コード進行という観点で見れば、その数は膨大過ぎてここに挙げきれない位だ。例えば、福山雅治さんの有名な「桜坂」は、エリック・クラプトンの「XXXヘブン」とそっくりだったりするし、「PAFFY(パフィー)」がデビューしたときは、色んなメガヒット曲を組み合わせにひっくり返りそうになるくらいだった。
けれど、この手の楽曲の相似というのは日本に限ったことでは無い。先に挙げた英ロックバンド「OASIS」も随分パクリバンドとして、非難されていたし、マイケルジャクソンもローリングストーンズでさえ例外でなかったりする。
権利問題がどうなっているのかよくわからないけれど、その辺に問題が無いのならこの「完コピ」曲探ししてみるのも面白いかもしれないですよ!
<了>
正林俊介