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吃音(きつおん)持ちでも気にすることはないよ -プレゼンテーションやら挨拶やら-

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ビジネスを円滑に進めていくとき、プレゼンテーションやら配属の挨拶、酒席における気の利いた冗談などがときに必要な場面があるのは、これ事実だけれども、吃音持ちの方はこんな場面を苦手としている方もいるかもしれない。けれどそれは、好むと好まざるとに拘わらず、そんな場面はやってくるのである。

※ 吃音というヤツは頭の中に言葉が浮かんでいるにも関わらず、言葉が詰まっているような感覚で発語出来ない状態をいう。

そんな折、先日母親からメールがきた。


内容は『室井佑月がラジオで「子供の吃音が治らない」と医師に相談したところ医師から「吃音は脳の回転が早いため、運動神経が追いつかないことが多い。頭の良いお子さんで良かったですね!」と言われた』とのコト。

僕の周りの方で気が付いている方もいるかもしれないけれど、僕は吃音持ちである。
母親曰く、弟が産まれてから吃音になうyったらしい。

プレゼンテーションの場で、飲みながら冗談を言おうとして、など頭の中に言葉が浮かぶんだけど、それが言えなくなるので、違う言葉を頭で探すのだ。

時折こいつは困りものだったりするけど、それを別に僕は、それほど苦に思った事は無い。けれど、母親というのはずっとそれを自分の所為だと思って、苦しんでたんだと気が付いた。

Love Is Feellng…とジョンレノンは言っていた。

人は自分が気が付いかないところで、多くの愛情に包まれている。だからそれを気にしたりなんてしなくて良いんだよ。

<了>

正林俊介

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