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【人材育成は「褒める:叱る=5:1」位が理想的な割合かも】こどもを見ていて思います

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皆様こんにちわ。鈴与シンワート株式会社の正林です。

「人材育成」について、子供の知識や能力習得をしていく様子から感じたことを少し。

我が家には2歳2ヶ月になる、超かわいい男の子がいるのですが何かを教えるとき、覚えさせるときには基本的に「褒めて褒めて褒めまくる」ということが最も何事も習得が早いのです。お子さんをお持ちの方は、普通にお解かりのことだとは思いますが、例えば

● 「いただきます」と云ってからご飯を食べる
● 人通りのあるところを歩くときに、道の端を歩かせる
● 遊んでいるときに風呂に入るのを促す

などなど、ありとあらゆることを教えたり、正したりする訳でですが

「やってみようか?」

という、促しと共にそれが出来たときに

「すごい、良く出来た、えらい」

ということを、全身全霊をかけてその場で10回繰り返して云おうものなら、もうすっかりその気になってすぐに出来るようになります。逆に失敗したときに

「やらなきゃダメ」「ちゃんとやりなさい」

という、ネガティブな発言で接すると覚えは圧倒的に遅いです。
もちろん、本当にダメなことは「叱る」ということをするわけですが、これも

「感情的なイライラから来る発言」

は不安や恐怖感を覚えるだけで何かを習得させることは出来ないので

「感情的に冷静になってガッツリ叱る」

ということをしないと、伝わらない。
で、感覚的にこの割合は「褒める:叱る=5:1」位の割合が丁度よさそうな感じがしています。

ハイ。子供と社会人を一緒にするなって意見は甘んじて受けますが、少なくとも「無知」な状態、「未知の環境」に置かれた場合参考になるかも、と感じた次第です。

<了>

-正林 俊介-



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