【新社会人の皆さまへ@おごってもらう時の作法】-8万円も自腹切らせちゃぁダメよ-
皆様こんにちわ。鈴与シンワート株式会社の正林です。
新社会人の皆さまは会社へ通うこと数日。週末にもなるし先輩に飲みに誘われたりなんてこともそろそろあったりするのでは無いでしょうか?上司や先輩に誘われたとき、食事代・飲み代をご馳走になる、所謂おごってもらう機会も多くなると思います。
そんな時のお作法的なものマナー的なもの「どうすれば良いの?」って思いますよね?ネ?
そんな方へ向けて、今回も「伝説のオトコ」の話をしようと思います。
当ブログでは何回か登場しているカレ。カレがいうところの肝要、ポイントはこんなことだそうです。
これはカレの経験から感じたことだとのこと。其のエピソードを聞かせてもらいました。
-エピソード-
カレは喫煙者であります。喫煙所でぼんやりとタバコを召し上がっているとやはり4月。新人の皆さまがいらっしゃるなぁ、なんて思っていたそうです。
で、4月も数日過ぎた頃、喫煙所でよく顔を合わせる新人の男の子2人と世間話なんかもするようになったりして。
カレ「どう?慣れてきた?」
新人「いやー、まだまだっす」
カレ「同期と飲み行ったりしないの?」
新人「同期とは行ったんですけど、先輩とかと行ってみたいんス」
カレ「あっ、じゃあオレ今日たまたま仕事早くあがれるからどっか行く?」
新人「えぇ!マジいいんですか?」
カレ「急なアレだけど都合とかダイジョブなの?無理しねーでいいよ」
新人「いや、行きます行きます、ぜひお願いします。やったー」
カレ「おう、じゃあ奢るよ~」
なんて会話。そこでカレは店の場所を指定して、少し遅れていくから先に始めてて~、なんて「2人と」約束をしたのであります。
カレは忙しい男。それでも可愛い後輩のために仕事を早めに切り上げ、約束の店に向かったのです。
会社を出て電話を入れるカレ。「もうすぐ行くよー」
急いで店に向かうカレ。
店に着いたカレ。
そして、店内を見渡すとそこには...
新人の男の子約10名がずらりと並んでいる
あががががっ。2人じゃねーの?しかし動揺も見せず席について皆と談笑。
「あれっ?2人じゃなかったの?」
「先輩が飲みに誘ってくれるって言うのでみんな声かけちゃいました」
「そ、そう、そうか。ハハハハハ」
そして飲みつ喰らいつ「どこの部署行きたいの~」だの「あの部署ってどうですか?」だの親睦を深めたのでありました。
そしてお会計、2次会も行ってお会計。奢るといった手前がある。先輩の意地がある。心意気がある。
カレはその日、8マン円也を自腹きったのでした。イテテテ。
そして後日談、その年の新人達の9割がカレの部門に配属希望を出したという。異常事態である。カレは自分の所属、他の部門まんべんなく良いところを話していたのである。自分の所属はこういうところが難しい、こんなタイプじゃないと合わないと思う、なんてこともちゃんと話したのである。
けれどカレは偉い人に「自分のところに囲い込むじゃネーよ!」って叱責されてしまったとさ。
おしまい!
<了>
-正林 俊介-
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