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「楽しく仕事するにはどうしたらいいか常に考えていたいよね」という未来志向コラム

プラットフォーム考察(1)

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前のエントリでプラットフォームという言葉を使いました。
興味深いテーマなのでしばらくこの辺の話を続けてみたいと思います。

プラットフォーム=基盤と訳すこともできますが
ビジネスモデルで言えばつまり胴元ビジネスモデルです。

プラットフォームと聞くとシステムインフラ基盤ととらえてしまう人もいるかとおもいますが、ここで重要なのはハードウェアだけではなく、
マスタデータベース、顧客/会員、課金システム、などの
情報/機能などになります。
自社のそれら共通基盤をメニュー化して展開するビジネスモデルです。

BtoCで支持を得たサービスプロバイダなどが
その情報やインフラ基盤を利用して展開するケースが多いように思います。

・Amazonマーケットプレイス
・楽天
・imodeなどの携帯キャリア公式サイトモデル
などが典型的かと思います。

例えばアマゾンで言えば
・Amazonの会員基盤
・そこから取得される購買履歴ログ
・共通化された商品マスタ
・それにひもづくUGC(ユーザーが書いたレビューなど)
・課金/集金プラットフォーム
・配送インフラ
などを、Amazonマーケットプレイスに出店する人は
利用できるわけです。
Yahooオークションや楽天などもほぼ同じだと言えるでしょう。

インターネット以前では
コンビニなどのフランチャイズも同じようなことが言えると思います。
例えばセブンイレブンの
・研究された商品群
・運営マニュアル
・ポスレジシステム
・商品発注システム
・物流/配送インフラ
などをフランチャイズオーナーは享受できるわけです。
利幅は減りますがオーナーはノウハウがなくても出店して、
ある程度の運営ができるわけです。
ただしリアル店舗の場合、出店するための支出、こけた場合のダメージが
ネットに比べて大きいので、誰でも出店できるという訳ではないのですが。
(つづく)

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