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週刊東洋経済の連載について(その2)

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 毎週5ページづつという、とても大きなページをいただいて連載中の「次世代DVD狂騒曲の真相」ですが、本日、第3回掲載の号が発売になりました。

 第3回目は2005年2月から5月にかけて行われた、第二次統一交渉(第一次はBDの発表前にありました)の顛末について書いています。話をわかりやすくするために、冒頭部分は第2回とやや被る部分もありますが、同一交渉については避けて通れない話題ですので、今回はあえて少し違う角度から同じことについても書いています。

 おそらく次世代DVD関係の情報に詳しい方なら、既知という人も多いでしょう。

 しかし先ほど書き上げた来週分は、ほとんどがまだ未発表の内容です。次世代DVDとはゲーム機事業以外に関連の薄いマイクロソフトが、なぜHD DVDを支持したのか?という話です。特定規格へと誘導する戦略は、マイクロソフトにとって独占禁止法上のリスクがありますから、あまり積極的になる理由は、実はないんです。

 ではなぜ?という部分を、元マイクロソフトの古川さんにも協力いただいて、当時のマイクロソフト内部の動きがどのようなものだったのかまとめました。こちら第4回は1週間後になりますが、興味のある方は是非、読んでみてください。

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