MacBook Proについて話を聞いてきました
昨日、新型MacBook Proについて話を聞いてきました。
アップルは製品担当が自分の意見を話してはならない上、自分の名前でコメントを出すことも禁じられているので、あまり凄い情報を引き出せるわけではないですが、いち早く製品に触れることはできます。
すでに発表されてますが、昨年、Macは日本において54%も売上げを伸ばしました。多くはMacBook Airですが、デスクトップではiMacが相変わらず強いですし、昨年前半にはMacBook Proがよく売れたので、年間を通して好調だったと言えるでしょう。
で、 新モデルの良いところは、とにかく高性能になったこと。15インチ以上nMacBook Poは、もはや僕が使っているMacProより遙かに高性能です。搭載メモリ量の違いを考慮しても、十分に高性能です。GPU性能もすごく良いので、GPUをアプリケーション処理に使ってる場合も快適になります。
GPUを活用する場合、上位モデルがGPUのフレームバッファを4倍積んでいるのでオススメです。
インテルが開発していたThunderbolt(ライトピークと言われていたものです)は、RAIDストレージを繋いだ場合、FireWireの10倍の速度が素で出ていました。ただ、対応するLSIはインテルしか作っていないため高価だと推測されます。果たしてどこまで一般的な製品に、この技術が使われるようになるのか。ちょっと個人的には心配。
また、MacBook Airで好評だったクイックブート、クイックレジューム(専用フラッシュストレージからの高速起動と、高速のハイバネ/レジューム機能)は、オプションでSSDそ選んでも機能しないそうです。長時間スタンバイのままでもバッテリが減らないロングスタンバイも、クイックレジュームがないためMacBook Proでは動きません。
大変に残念ですが、単なるサスペンドレジュームはMacBook Proでも高速。クイックブート/クイックレジュームは日常、その製品を携帯するなら欲しい機能ですが、たまに持ち歩くぐらいで普段は机の上で使うなら、必要度はさほど高くないので、これでいいのかもしれません。
見た目は変わってないんでしょ?という方もいましたが、変える必要はないですよね。これだけ無駄が省かれていれば、十分です。個人的には、これぐらいの完成度が高いWindowsマシンの登場を期待したいところです。いつまでもAppleにやられっぱなしじゃ情けない。
この件、詳細については別途、PC Watchに書く予定です。