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電子書籍で作る義援金(仮)プロジェクト

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●趣旨
東日本大震災において、どのような事が自分でできるのか、色々考えてみました。僕は資産家ではありませんから、少額の寄付しか行うことはできません。もちろん、最低限の行為として義援金を差し出す事に抵抗はありませんが、最大の効果を引き出すために、どんなことができるかを考えみました。
それが「電子書籍で作る義援金(仮)」というプロジェクトです。

●具体的には?
本を出版してらっしゃる筆者は、書店で販売される紙の本がビジネスの中心で、電子書籍はアルバイト程度の金額しか入らないという方がほとんどでしょう。本の印税を寄付することも考えましたが、それでは自分の生活を壊しての寄付となってしまいます。そこで、アルバイト程度の金額である電子書籍の印税をまるまる寄付してはどうかと考えました。
電子書籍であれば在庫や物流の問題もありませんし、単価に対する印税の比率も紙よりも良いので、寄付にはちょうどいいのではないかと思います。またこれによって電子書籍がひとつでも売れれば、それも日本の企業活性化にも寄与するのではないかと思います。
おそらく売名行為などの中傷は出るでしょう。しかし、そんなものは気にしなければいい。自分の生活費を取り崩すわけではなく、もっとも効果的な形で筆者が関われるのは、この方法じゃないか?と考えています。

被害復興まではかなり長い時間がかかるでしょうが、おそらく半年もすると風化が進み、義援金は大幅に減っていくでしょう。そうした中で、細く長く続けられる義援金として、電子書籍で作る義援金基金のようなものができれば、とても有益ではないかと思います。私自身、昨年発売した1冊と、今年4月22日に発売する予定の新刊の電子版印税を、すべて寄付したいと考えています。

●リーダー装置のメーカーや配信会社にも掛け合います
市場に出回っている電子書籍リーダの代表例はシャープとソニーの製品ですが、この両社の電子書店、あるいは各出版社が独自ブランドで提供している電子書店に協力してもらい、義捐参加書籍に対して1冊あたりいくらかのアドオンをお願いしようとも考えています。たとえばシャープSpaceTownのプラットフォームを使っている出版社の場合、価格の4割は配信料ですから、もしOKになれば著者印税(電子版の場合、およそ15%)と同じぐらいは足してもらえるんじゃないかな?と期待します。

まだ思いついたばかりで穴だらけかも知れませんが、何人か賛同してくださる心強い方がいらっしゃるようでしたら、積極的に動き始めようと思います。まずは、この穴だらけの構想について、ご意見頂ければ幸い。

なお、現在、Facebookページのノートで検討を勧めてます。Facebookアカウントある方は、ぜひご意見頂ければ幸い。(こちらのコメントもチェックはします)

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