miilが僕の心を捉えて離さない理由(ただしステマ)
”ステマ”というのは、もちろん冗談。実は先週、miilというiOS向けアプリのユーザーミーティングがあり、そこで残り2個だけという、miilのアイコンをあしらった革製スマートフォンケースが当たってしまったのでした(まさか50人もいる中でじゃんけんに勝ってしまうとは)。
miilはよくお付き合いしているグレース・フーディング(豚組などのレストランを経営)の社長・中村さんが別会社で運営している会社が開発していることもあり、六本木までのこのこと出かけて、美味しい豚しゃぶをひたすら食べているだけのつもりだったのですが、25倍の倍率をくぐり抜けてしまった&とってもいいソフトなのに、実は一部でしか流行していないと思うところもあり、久々にホコリの被ったブログの引っ張り出してきました(スタッフの方、ごめんなさい)
miilとは、簡単に言えば”美味しいもの専用のinstagram”です。
iPhoneで撮影した写真をGPSから近隣検索したお店の情報、料理ジャンルなどに紐付けで写真を投稿し、”美味しい空間”をみんなで共有しようというもの。料理専門だけあって、食べ物が美味しく見える画像処理フィルタなどがバンドルされています。
そんな美味しい写真ばかりがアップロードされていると、思わず食べたい!お腹が減った!となるわけで、正直、おサイフには厳しいアプリではあるものの、基本、美味しいものと出会えた幸せを友人と共有できる、とっても素敵なアプリです。
よく、食べ物を一生懸命に撮影しているのは日本人だけだ、なんて話がありますが、確かに欧米への出張で写真を撮影しているのはアジア人(大半は日本人かな?)が多い。でも、何そんなに一生懸命に撮影しているの?と、尋ねられてアプリについて、説明すると、たいていの人が興味を示します。
みんなが”食べたい!”ボタンを押すと、そのランキングで「Hot」コーナーに掲示されたり、近所検索では自分ちの近くで撮影された美味しい写真も見えたり。自宅や職場の近所でグルメ三昧している人を見つけてフォローしておけば、行ったことのない店でもどんな料理が出てくるのか事前にわかるので、好みか否か、予算に合いそうかどうかも含め、おおまかな予測も立てられます。
他ユーザーの写真を眺めていると、あぁ、こんな付け合わせも合いそうだなぁと気付きもあるので、近所にmiil仲間がいなくとも考え方次第では役立つソフト。もちろん、Twitter、facebook連動機能もあります。
もっとも、役に立つかどうかはともかく美味しいものをたくさん見ていると、それだけで幸せになれるもんじゃないのかな?などと思っています。(ちょっと褒めすぎ?)
でもって、このアプリ。もちろん無料です。どうやってマネタイズしていくの?って話は、運営側自身が考えていくテーマですが、割引きクーポン発行やレシピ連動、あるいはソーシャルゲーム連動など、色々考えられるんじゃないでしょうか。
ともかく、使う側としては楽しく飲食の記録をしていけば、そのうち割引きクーポンがポロリと落ちてきたり(期待してます!)、たくさん通い詰めて写真を撮っていると良いことがあったり(期待いてます!)、料理が上手な人の自宅飯を食べたいと思ったらレシピが空から降ってきたり(期待しています!)と、オートマチックにお得な体験を得られるアプリになって欲しいなぁ……ということで、ぜんぜん”心を捉えて離さない理由”にはなってませんが、ま、タダなんで使ってみてはどうでしょう?
ちなみに僕のmiil IDは「honda」。友達のIDを捜すのもいいけれど、自宅や勤務先の近所でアップロードしている人を捜すのもオススメですよ。
では!
ダウンロードはこちらから「miil」
残念ながらAndroid版はまだ未完成とのこと。(5月ぐらいじゃないかなぁ〜?とか。ちと開発に苦労しているようですね)
(というか、ブログ更新は昨年、本を発売して以来。もっとまともにやらねば。ということで明日から心を入れ替えます)