タイは毎日がハプニング(タイブログ)
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日本に法律があるように、タイにも法律があります。
でも、タイには法律がないんじゃないかと思えるような
ハプニングが毎日のように起こります。
これはカンチャナブリで出くわしたハプニングです。
近所の民家で飼っているゾウが逃げ出して線路に
迷い込んでしまい、ゾウの飼い主が一生懸命
ひっぱって降ろそうとしている構図。
でも、万力のゾウを1人で引き摺り下ろせる訳が
なかろうと笑いながら撮影した写真です。
ゾウが力任せに首を振ったら大変なことになるぞと
思いながら眺めていました。
ゾウが列車を止めるという光景が、
いかにもタイらしいと思いませんか?
これは私のお気に入りの写真です。
日本で電車を止めたら大変なことになりますが、事件を見守る
タイ人達は、サル山に群れるサルのように頭をかきながら
「どうしようもねーなこりゃ」とはなから諦めモードです。
状況に身を任せて処理するというのがタイスタイル。
タイでの法律やルールは、聖書のようなもので、
家の本棚や、テレビの横の目につく場所に置いてあるけど、
ほとんど読まれない存在。
要するに市民の生活からすれば法律は飾りに近い。
タイでは失敗したことを悔いることは無意味です。
元気を出すしかありません。
誰も責めたりせず「仕方ない」とあきらめるか、
「マイペンライ」と慰めあうかのどちらかです。
起きてしまったことや過ぎたことを考え込んでも
無意味なのです。
それでもタイの社会はうまく回っています。
ある意味、それはタイ人の器用さだと私は思っています。
色んな器用さがありますね。
では、今日もマイペンライで行きましょう。
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