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ヤルキ、ゲンキ、ユウキ、ホンキ、○○○、あなたは5つ目に何を想像しますか?あと素敵なタイ旅行は好きですか?

エ■ビデオ タイブログ

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以前紹介したパンティッププラザには、
真面目な商人と不真面目な商人の2種類いる。

前者はパソコンやデジカメなどを売る商売。
後者はエ□ビデオ(DVD)などの海賊版DVDを売る商売。

どちらも一生懸命に仕事をしているのは変わりないが、
後者は表立って偉そうに販売して良いものではない。

後者のやり方は、通行人に声をかけて卑猥な写真を
見せて客をヒミツの店に招くというやり方だ。

勘違いしないで欲しいが、パンティッププラザは秋葉原の
ようなところで、パソコンや携帯なんかを売っている、
言わば秋葉原を1つのビルに集約したような真面目な場所だ。
(ここ笑うとこね)

決して怪しい場所ではないのだが、男性がたくさん集まる
場所は必然的に怪しい店も紛れこんでいる。

パンティッププラザの2階から上の階を歩いたことが
ある男性なら若い男に「エ□ビデオ、エ□ビデオ」と
声をかけれたことがあると思う。エ□ビデオの客引き
パンティッププラザの名物と言っても過言ではない。

中には大声で「社長!社長!エ□ビデオ、エ□ビデオ」
と周りに女性がいてもかまわず声をかけてくる奴もいる。

言っておくが、本屋で堂々とエ□本やエ□ビデオが
売られている国はアジアでは日本ぐらいだ。

日本は風俗に関してもどのアジア諸国よりも秀でていて
その許容力もアジアで一番寛大なのだ。

近隣アジアではそのようなものを堂々と売ってはいけない。
無論、タイもだ。

以前、友達の韓国人のジョーくんが日本にやってきたときに、
「なぜ日本はコンビニで堂々とエロ本が売られているんだ?」と
興奮気味に質問してきたのがとても印象深かった。

男のサガというのは万国共通なのだとその時思った。
人種が違えど、男はピンクがかったものが好きなのだ。

僕は人がよさそうに見えるのか、顔がエ□く見えるのか
解らないが、タイのあちこちでエ□ビデオの客引きに
絡まれる。無論、パンティッププラザでも同様だ。

客引きがひとり、またひとりとバリエーション豊かな卑猥写真を
見せにくる。

僕は「マイアオ!マイアオ!(いらない!いらない!)」と
言いながら、ずんずんと突き進むが、まれに気になる写真
で進む勢いを緩めてしまうことがある(俺って奴は…)

もうそうなると大変だ。
こいつは買うぞと、近くにいた客引きが5人、6人と集まってきて
ニッコニコの笑顔で僕を取り囲む。さすが微笑みの国タイランド。
とか関心してる場合じゃない。

「シャッチョ、エ□ビデオ、エ□ビデオ、イイ、ベリーナイス」

客引きは誰に習ったんだか知らないが、恥ずかしい
日本語を片っ端から思いつくままに投げつけてくる。

「キレイ、キレイ、オイシイ、オイシイ」

オイシイじゃねーよ。
そう思いながら、卑猥な言葉をしゃべり続ける集団に
「マイアオ、マイミー、マネーナ(いらない、お金ない)」
とタイ語で断る。

ところが、タイ語を使ったのがまずかった。
タイ語が解るならばと、今度はタイ語で卑猥な言葉を
殴るように浴びせてくる。頭が痛い…。

集団の1人がタイ語で
「イープンスワイナ、ピウカーウナ」
(日本人綺麗だね、肌が白いね)と
話しかけてくる。

タイでは肌が白い人が美人でモテると定義が決まっている。
だから色黒のタイ人には肌を白くする化粧品が大人気だ。

続けて客引きが僕に質問をしてくる。
「スィーカーウ、パーサーイープンワーアライナ」
(白いは日本語で何て言うの?)

僕はその場から早く逃れたい一心で即座に日本語でこう答えた。
「白い」

すると6人が一斉に「シロイ!シロイ!ハハハハ!」と
大声で大笑いしてシロイを連発している。
あたりのタイ人が何事かとこちらを見る。
おいおい、こんなとこ他の日本人に見られたくないぞ。。

しかし、それから日本語質問大会が始まった。
卑猥写真を指差しながら
「ここだ、ここ、ここはなんという?」
興奮した男6人が僕のパーソナルスペースを無視して
暑苦しいぐらいに近寄って卑猥写真を指差して質問してくる。
男ってやつは…。

質問された言葉をテキトウに答える。
10単語ぐらい答えたかな。そのたびになぜか喚声があがる。
男にきゃーきゃー言われても嬉しくなどない。

そろそろ行くぞと切り上げようとしたら、最後に
「ここ、ここを教えてくれて、知りたい」と懇願してきた。
写真を見ると指差しているのはお尻。

僕は無視して行ってしまおうかと思ったが、しゃべる度に
称えられ、まるで芸能人のような優越感をちょっと感じて
しまった僕は、意気揚々とこう答えた。

「ケツ」

ドッと6人がまた大爆笑する。それからカエルの合唱のように
何度も「ケツ!ケツ!ケツ!ケツ!…」と連呼する。

「ケツ!オイシイ!アジノモト!」

だから、おいしいじゃねーよ。味の素じゃねーよ。
心でそう思いながら、じゃあ行くぜとリュックを背負って
その場を後にした。

後日、パンティッププラザを訪れるとあの時の客引きがいて、
目があってしまった。

こちらに気づいた客引きがデカい声で呼ぶ。
「よう!ケツ!」

俺の名前はケツじゃない…。

 

 

今日もマイペンライでいきましょう。

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