タイの秋葉原「パンティッププラザ」と「SIMフリールーター」
私がタイへ行ったら必ず行くタイの秋葉原ことパンティッププラザ(map
が開きます)。
営業時間: 10:30-20:00、定休日: 無し、BTSのラチャテーウィー駅から徒歩だと10～15分ほど（mapが開きます）です。タイは暑いですから歩く人は水分補給をかかさないようにしてください。
女性と一緒ならば、パンティッププラザに行く前にプラチナムファッションモール（←H
のアンカーの所）へ連れて行ってあげると良いでしょう。女性向けの服やバックや靴がたくさん売っています。女性が買い物に夢中になったところで、待ち合わせ場所と時間を決めましょう。それから男はパンティッププラザで買い物をするようにすれば、デジモノに興味がない女性を無理にパンティッププラザへ連れていく必要がなくなります。男の買い物にゃ女は不要～♪なんてね。
さて、私はパンティッププラザへ行ったら最初にやることが決まっています。それは、１階にある喫茶店でアイスカプチーノとサンドイッチを食べることです。私は１階から５階までほぼすべての店をチェックして回りますので、体力を使います。そこで、この甘～くて美味しいカプチーノと美味しいサンドイッチを食べることが、いつの間にか儀式になってしまいました。合わせて200Bぐらいのタイでは贅沢な食べ方。でも日本円で600円ほど。屋台のタイ料理が１食30B～40Bですから、それに比べると豪華な食事です。
サンドイッチは、ほんのり甘いマヨネーズ風のソースが塗られていて美味しいです。
さぁ、出撃します。ここは１階部分。奥が隠れてみえませんが、店がひしめいています。
上からみたパンティッププラザ中心部。
各フロアには有名メーカーのお店や…
中古パソコンのお店や…
周辺機器のお店や…
裏路地では自作パソコンのお店や、修理のお店があったり…
電話があったり…
最近は３D映像専門店（？）があったりします。
というように、多種多様な品揃え豊富のパンティッププラザですが、残念ながら秋葉原のように最新のパソコンやパーツがそろっている訳ではありません。ただ、日本では売っていないようなデジモノや周辺機器、携帯電話が売っていたりするので、そこが面白いのです。そして今回ここに来た理由は、miyaさんに教えて頂いてその存在を知った、SIMフリールーターを買うためです。
今までは、タイの旅行中にインターネットを必要とすることがそれほどなかったのでバンコクの街で漏れWiFiを探してiPod Touchでタダ乗りするというセコセコネットサーフィンで十分でした。しかしブログを更新したり、オンライン作業をしたいことが増えたのでSIMフリールーターを買うことにしました。
パンティッププラザをくまなく歩きまわった挙句にたどりついたお店は、２階にある「TOTAL IT」というお店。（239号室）
周りのお店が3900Bぐらいで売られているなか3700Bでした。いろいろ話して仲良くなってから「3500B（8,820円）じゃだめ？」と聞いたら、店員がちょっと悩んでから「いいよ！」と言ってくれたので交渉成立。パンティッププラザは、昔の秋葉原のように値段交渉が可能なお店がありますので、交渉してみると良いと思います。でも、あまりしつこくすると嫌われて店員がヤルキをなくしてしまいますので、ほどほどに。
購入したのは「Huawei社（ファーウエイ） E5830 SIMフリールーター」の３G通信対応モデル。俗称「Mi-Fi（マイファイ）」と呼ぶようです。同じようなデザインでSIM FREEじゃないものもあるようなので、店員にSIMフリールーターかと確認をしてから買うようにしてください。タイ語も英語もだめな人は紙に「SIM FREE」と書いて、指をさして店員に確認すると良いでしょう。
SIMはバッテリーをはずして入れ替えます。
ちなみにイーモバイルのルーター（D25HW）と同じものです。D25HWは、日本の他のキャリアで使えないようにロックがかかっているようですが、海外ではSIMを差し替えればルーターとして使えるようです。（注：ネットで調べた情報です）
「Huawei E5830 SIMフリールーター」で使えるキャリアは「2.1GHz帯がTOT、iKool、iFox、imobileなど、850MHz帯がDTAC、True」と説明を受けました。説明になかったTrueMoveのNETSIMを挿してみましたが問題なく通信できました。
タイの通信キャリア大手といえばAIS(ブランド名：One-2-Call）です。元首相のタクシンさんの企業で、日本でいうドコモ的な規模の存在ですが、通信カバー範囲は広いものの通信速度が遅いと不評です。電話だけなら悪くないですが、ネット通信の利用は出来れば避けたいところです。
私の場合は、ルーターと一緒にiFoxのNET SIMが無料でついてきましたのでバンコクではずっとこれを利用していました。
500MB通信可能で30日間有効です。試したところバンコク内での速度はサクサク動いて快適でした。バンコクから出るとまったくつながらないところが残念ですが、バンコク内にいる分には問題ありません。１週間以内の旅行者ならチャージすることなく500MBで足りるのではないでしょうか。
ルーターの初期設定はすべて店員がやってくれました。とても良心的で話のおもしろい店員ででした。ルーターの各種設定、通信残量やキャリアからのメールなどはパソコンから「192.168.1.1」へアクセスすると確認することが出来ます。
ちなみに保証は１年あります。中国製品は使い捨てと思っている人が多いかもしれませんが、中国製品といえども高いものには保証がありますので、保証期間を確認すると良いと思います。
動作については、安定していて問題ありません。説明書では4時間連続利用、待機100時間となっており、実際使ってみたところ説明に近い時間で使えそうです。
充電はUSB経由で行います。パソコンがある人は、パソコンにつないで充電すれば良いと思いますが、パソコンがない人はUSBコンセントを買うとよいでしょう。ほとんどのものが100V～240Vまで対応しているのでタイでも問題なく使えます。USB２連仕様だとデジモノ２つを同時に充電できるので便利です。値段は秋葉原で500円～1000円ぐらいです。Amazon
SIMフリールーターを使ってみた感想は、やっぱり便利！iPod Touchとルーターがあれば簡単にネットの情報が拾えますので、街中でもすごく心強いです。キャリアに縛られることもないので海外のとくにアジア圏へ旅行する機会が多い人は持っていても損はないと思います。私は今回、ミャンマーのタチレクとラオスへ渡りましたが、問題なくネットにアクセスすることができました。円高の今の買い物としてはおすすめです。たぶん、バンコクの色んなお店をくまなく見て回ればもっと安く買えると思います。
おまけ
日本では「b-mobileのSIM」が使えそうですね。国内の出先で通信環境が欲しい人には良いかもしれません。
マイペンライなタイの旅は続きます。