7割くらいの英語力でしのぐコツ
公私ともに日本とアメリカのカルチャーギャップに新鮮味を覚えることがよくあります。知ってる単語でも、そんな使い方があったのか!と驚くこともしかり。
日々、学ぶことが多いなか、7割くらいの英語力があればいろいろとしのいでいけるのではないかと常々考えていたので、今年からオリコン・ランキングに自分ネタを中心に寄稿をさせていただくことになりました。はや半年が経ちます。中学レベルの英語を使いこなすヒントとして「Would」と「Could」の使い分けを解説してみたり、仕事でひっかかって調べたことや、使い方に気をつけたいポイントをほぼ週一でアップしています。(掲載された記事は個人ブログに集めています ー>「しごとの英語」)
週一だとネタがつきるのではないかと心配しましたが、伝え方に気をつけてメールを書いてると、話題がつきないもので、学びながら寄稿を続けることができています。
仕事で英語を使うからといって、意識的に英語に触れる機会を作らないとボキャブラリーは忘れていく一方だし、しばらくメールでしか英語を使わないことが続くと英語で会話をする時に言葉が出てこなくなってしまいます。
使わないと英語力はどんどん低下していくので、英語力を上げたい人や維持したい人は毎日短くてもいいから英文記事を音読し、わからない単語は都度調べる習慣をつけるのが、地道ながら一番手軽。ただ聞き流していても、口に出して発音練習して読み方を覚えないと、単語ってなかなか習得できないものです。英文を読む時に声を出しにくい場所にいる時は、頭の中で発音するイメージをするのもあり。とにかく発音してみることが大事。
NHKのラジオ講座がピカイチだけど、それも敷居が高いという人には、無料で使える「News In Levels」がおすすめ。世界のニュースが読み切りサイズの英文記事になっていて、YouTubeでニュースの映像と音声を聞くことができる。Level 1〜Level3に分かれているので、わからない単語がちらほら出てくるくらいの記事のレベルからはじめると、比較的スラスラ英語が読めて、内容も理解しやすい。各記事ごとに学習すべき単語があり、記事の終わりに英語で解説してくれます。その解説も平易な単語が使われているので、解説は頑張って英語のまま理解する努力をしてみるといいかも。
わからない単語が多すぎるレベルではじめてしまうと、チャレンジにはなるけれども、いちいち単語を調べないといけない作業が煩わしいだけではなくて、英語学習そのものを諦めたくなってしまうかもしれません。だからこそ、当たり前のように読めるレベルからはじめることが、気持ち良く続けるコツなのです。
英語学習は継続してこそなんぼなので、楽して維持する方法を見つけることが大事。
「News In Levels」はPCやスマホからサイトにアクセスすることもできるし、毎日必ずチェックするメールアドレスを登録してニュースを毎日配信する設定にすれば、うっかり何日も英語離れしてしまうことも防げるでしょう。
ウェブサイトから「Level3」のニュースをみるとこんな感じです。
記事の下にはおすすめも表示されます。
「News in Levels」の学習メニューは「Reading」「Listening」「Writing」「Speaking」が用意されている。
ここでの「Writing」と「Speaking」は講師が指導してくれるのではなく、「News in Levels」でともに学ぶユーザー同士が会話をするというもの。
英文記事でネタは提供するから、自分たちで学習中の英語を使って切磋琢磨せよということですね!
電車など移動中のスキマ時間を活用しようという高い意識を持つよりも、暇つぶし程度の気持ちで使える手軽な英語学習ツールです。
完璧な英語力を目指すよりも、7割の英語力でも工夫をすればしのいでやっていけるので、使えるツールはどんどん使って、自然と定着するものを探してみてください!