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クローネンバーグが奇人の外科医を描く? それ、似合いスギw

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 この頃は「イースタン・プロミス」や「ヒストリー・バイオレンス」と、ちょっと外科手術器具からは距離を保っているような素振りを見せていたが、デヴィッド・クローネンバーグ監督といえば、外科手術好きで有名。自分の眼のレーシック手術をするときに、わざわざ自分がその一部始終を観察できる鏡を設置して手術を受けたといのは有名な話。

 そんな彼にお似合い過ぎる新作が決定、実在の18世紀英国の外科医ジョン・ハンターを書いた本、「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」(ウェンディ・ムーア、河出書房新社)のTVシリーズ化に製作総指揮として参加、そのパイロット版を自ら監督することになった。この外科医ジョン・ハンターは「ジキル博士とハイド氏」のモデルになったと言われていて、さまざまな奇行で有名。そのTVシリーズのタイトルが「ナイフ男」Knifeman。なんて直球なw

 クローネンバーグ監督といえば「戦慄の絆」の主人公が双生児の外科医だったのを筆頭に、なにかといえば映画に手術ネタや外科手術具的なアイテムを登場させる。おそらく、彼のフェティシズムは、冷たく鋭利な鋼鉄と柔らかい有機物の接触にある。「イグジスレンズ」(99)はゲーム器が、「裸のランチ」(91)ではタイプライターが、「ヴィデオドローム」(82)ではモニターが、有機物と境界線を失っていくのだ。「クラッシュ」(96)は自動車事故オタクの話だが、この交通事故による義手義足というのも彼のお気に入りアイテム。

 そんなクローネンバーグが正面から奇人の外科医ネタを描くなら・・・ファンは思いっきり期待してよさそうだ。


*おまけ1
 ちなみにクローネンバーグがドン・デリーロの同名小説(新潮社)を映画化した新作「コズモポリス」の予告編も登場。このスピード感に期待が高まる。
「コズモポリス」オフィシャルサイト
http://www.cosmopolisthefilm.com/

*おまけ2
その前にクローネンバーグが撮った、フロイドとユングを描く「デンジャラス・メソッド」も早く見たい。
「デンジャラス・メソッド」オフィシャルサイト
http://adangerousmethod-themovie.com/

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