先輩経営者と旧知を温める。
福岡に、「ブルーオーシャンシステムズ」というソフトウェア開発会社があります。携帯やマッキントッシュ、UNIX、オブジェクト指向を得意としたキラっと光る会社です。そういえば国産UMLツールであるIIOSSの開発にも関わっておられましたね。そのブルーオーシャンの社長、私が尊敬している先輩経営者である、中村昌一郎さんと、昨日、都内で飲みました。
実は、私が2003年に「XPアンギャ」と題して全国でXPを布教して回ったとき、博多地区でホスト役を引き受けてくれたのが、中央電子株式会社の澤田さんと、このブルーオーシャンシステムズ(このときは、エイビスシステムソリューション)の高木さんでした。
XPアンギャは、そのころまだ認知度が低かったXP(Extreme Programming)を、できるだけ多くの人に生で体験してもらって、ソフトウェア開発の現場を変えるきっかけにしたい、と企画したものです。永和システムマネジメントから講師を3名派遣するので、ワークショップの場所とローカルアレンジをしてくれる国内の地元企業を募ったところ、仙台、福岡、札幌、京都、浜松、福井からホスト企業が立候補して頂き、2003年の4月一ヶ月間を使って全国アンギャをしたのでした。
その時、講義の後にブルーオーシャンにお邪魔し、博多のモツ鍋屋に連れて行ってもらったことを思い出します。とても個性的な仕事場で、映画「タクシードライバー」のポスターが張ってあったのを思い出します。さらに、中村さんは「このような活動を支援する社長にあいたい」とおっしゃって、後日福井まで永和システムの小山を訪ねていらっしゃいました。
ご縁あって、その後も年に1度ずつほどお会いしており、今回も、ゆっくり焼酎(伊佐美)を飲みながら、「社長とはなにか」、「男とはなにか」などなど、持論をお聞きする機会がありました。やはり、一本筋が通った考え方と、「かっこよさ」を絶対に捨てない博多の男、を感じましたね。技術とビジネスの両方を語れること、そして「理想」と「男らしさ」をもって仕事をしていくこと。中村さんからは、いつもロマンを感じます。
四ツ谷では、「有薫亭」で、「ながなすの焼ナス」を頂きました。とってもうまかった。美人女将さんが本物の熊本産「ながなす」を見せてくれました。お勧めです。
中村さんのブログ発見!
http://ameblo.jp/show-haguregumo