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アジャイルに行こう!

Agile 子供語化運動!?

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Agile手法とソフトウェア工学は全く視点が異なります。ぼくは工学部出身ですし、工学マインドでもってソフトウェア開発をなんとかしたいと常に思っています。でも、「2005年現在のソフトウェア開発の現場の問題」を扱おうとすると、工学はほとんど無力。スイートスポットを外している感じ。

逆に、工学側からアジャイルを(批判的に)見ると、こんな風に見えるんじゃないだろうか。(Agile子供語化!)

「アジャイルは、夏休みの宿題を登校日ごとにセンセイと交渉して、宿題を全部終えずにすませる方法」

ある意味当たっている。ちゃんとアジャイル側から援護しておくと、最後が「全部終えずに」、となるか、「予定以上に」となるか、結果次第。でも、センセイの満足度をキープして結果を出せる。

Agileさんのトラックバックに、いいことが書いてあった。

そうそう、「夏休みの宿題」の全貌が、夏休み前に分かっていれば、アジャイルじゃなくても問題ないんですよね。センセイも生徒も、お互い全貌が見えないうちに宿題をはじめないといけない、というのがポイント。だから、交渉、というより、むしろ、ともに学習する、共育(Co-Learning)なんだな。

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