VE世界大会(Value Summit)レポート ワシントン編 2日目
さて、ワシントン二日目。大会初日。
私のプレゼンは二日目なので、この日はアジア大会のプロモーションに注力する。
大会期間中は朝7時から朝食が用意される。しかし、この日はゆっくり朝食を食べているヒマもなく、大会プロモーションブースの用意に追われる。
日本から持っていった「ノボリ」
大会メインの SAVE International の看板の横に、デカデカと置かせてもらう。アメリカではあまり見ない色、かつノボリなんてめずらしいので、注目を引く。
ここがアジア大会のプロモーションブース。休憩時間になると人がたくさんやってきます。
あと用意したのは、「ウチワ」と「折り鶴」
「ウチワ」は説明しないとみんな使い方がわからない。「Japanese Fan」といって扇いでみせると「オーー!」って感じ。
ノボリの柄にもあるように、今回の大会ロゴは「千代紙」をイメージしているので、そのイメージをつかって折り紙を用意した。裏面には鶴の折り方がイラスト付きで印刷されている。「子どもにもって帰るよ!」という人が多く、喜ばれました。
午前中は大会オープニングセッション、政府関係者によるキーノートスピーチ。
ランチでは、プレゼント企画などもありつつ、ネットワーキング。日本では、こういった交流を深めるランチってあんまり見かけない。
会場を見渡すと、いらっしゃいました神様が。
チャールズ・バイザウェイ氏。Value Engineering の中核をなすテクニック「FASTダイアグラム」の開発者です。御年87歳。
バイザウェイ氏を見かけると、みな「おぉー、バイザウェイだぁ」と遠くから眺める人も多いほど、その存在は偉大です。私は去年に引き続き、厚かましくも写真を撮ってもらいました。
この大会では、テクニカルプレゼンテーションの会場が4つ用意されています。並行して発表が行なわれるわけですが、バイザウェイ氏は、気になる発表を選んで、しっかりした足取りで会場を行き来されていました。
そしてこの日は昼から、我らがメンター、横田尚哉氏のプレゼテーション。
横田さんの発表のときは、異常に聴衆が多い。
そこにはバイザウェイ氏の姿も。
横田さんのプレゼンにコメントするバイザウェイ氏。
神様 チャールズ・バイザウェイがわざわざ聞きにきて、コメントするなんてすごい。
横田さんのプレゼンが終わったあとは、私はプロモーション活動も少し離れ、部屋に戻って、次の日の自分のプレゼン準備と練習。
プレゼンのシナリオを更新したので、プリントアウトしようとホテルのビジネスセンターに行って、パソコンから出力。パソコンは1時間7.5ドル。別にパソコンが借りたいわけじゃなくて、プリントアウトしたいだけなんだけど、仕方なくカードで決済。
んでもって、プリントアウトしたら、グラフィック設定をするのを忘れていて、カラーで出力される。さらに、1枚いくらかかるのかもどこにも書かれていない。「ほんとに印刷しますか?」の確認もない。もしかすると「パソコン使用料に含まれているのか?」などと都合のよいことを考える。
しかし、アメリカはそんなに甘くない(日本もおんなじか知らんがw)。
「1ページ3ドルです。66ドルがチャージされます」
と表示される。・・・・(しばし、呆然)1ページ、3ドルぅぅぅ!!!
高すぎるやろ!それに事後報告かい!
結局、8分間のパソコン使用と、22枚のプリントアウトをするだけで、73ドルもの課金をされることに・・・。
これが73ドルのシナリオ。
そのショックから立ち直れないまま、夕方に。明日もあるし、今日はチャチャッとメシ食っちゃおうということで、タイ料理屋さんに入って、海鮮パッタイを注文。
プリントアウト代で、このパッタイはいくつ頼めるんだろうなどと悔やみながら、美味しくいただいたのでした。
明日はいよいよ発表本番!