「彼女がメールを送るとき」
あまりおめでたくない理由だったのだが、高校時代の友人や恩師に再会する機会があった。
1年の時の担任は筆者の顔を見て5秒くらい硬直し「変わらないねえ」と言った。放送事故かと思ったよ、先生。
また生物の担当なのにレポートを山ほど書かせていた先生は「理系の生徒は顔が変わらないなあ」という。まるで理系の生徒は成熟していないのか、特異な生命体みたいだと言われているような気がする。
その先生が「みんなの写真を撮れ」というので、携帯のカメラで撮影してみたものの心霊写真のようになってしまった。しまった。またマクロモードだった。。orz
それから国語の先生もいた。理系進学クラスだったので国語と社会はまったく縁がなかった(というか興味がなかった)が、いちおうライターになってしまったので報告した。すると感激して大はしゃぎ。
「ええーっ。私、あなたの将来を予言していたわ。文章、面白かったもの」
……いや、当人は聞いていませんが。そういうことは一切。しかも国語は成績悪かったし(汗)。でもその無邪気さも国語の授業の時と変わらない。
「でもあなたが書くとマニュアルも面白くなりそうね」
うーん、それもどうかと。マニュアルは読んで面白いものになりようがないと思う。機能を網羅して、的確に手順を並べるだけだからだ。いろいろと想像を働かせるようなものではマニュアルとしてどうかと思うのだ。
ただ反面、解説なら面白いものを作る余地はある。で、ちょっと考えた。
小説版メール手順書「彼女がメールを送るとき」(Becky!版)。
ちなみにマンガでも可。彼女が彼と出会ってBecky!をダウンロードするところから始まり、彼とメールのやりとりをする。だがケンカ別れしそうになり、彼女は泣きながらアドレス帳から彼の名前を削除する。なんて流れで操作の手順解説だけはしっかりとマニュアル風にしてみるとか。
でもそれって面白いだろうか。少なくとも筆者の趣味ではないので脳内でボツ。