ブログを書けなくなった私!
九月末より本日まで全くブログを書く事ができませんでした。正確には書く気力が出せなかったっと言うほうがぴったり来ます。
理由は・ネタが切れ?・コメントやアクセスが気になって書けない?・仕事やお受験で疲れた?
違います!そんな事ではまったくありませんでした。理由は身内(母)の入院がきっかけでした。はじめは”ポリープ”だと思っていましたが、本当の病名は”大腸癌”で、その手術の日程がなかなか決まらず、いつなのか?どうすれば手術が受けられるのか?っと、自分ではどうしようない事で翻弄されてしまいました。
元々ペースメーカーも入れていますし、内臓も弱っており、高齢もあって難しいだろうなあって感じていました。しかし、約3週間も入院し検査しているのに、ぜんぜん手術方法や日取りが決まりません。本人が一番イライラしたと思いますが、家族もどうなるのかと気が気ではありません。きっと仕事のメンバーにも、色々と気遣いをさせていたのだと思います。
そしていきなり手術の日程と詳細の説明があるので家族を集めてくださいとの連絡が来たときは、口には決して出しませんでしたが正直生きた心地がしませんでした。
”なんで、説明なのに家族を集めるの?”って思いながら説明を聞くと、手術は”腹腔鏡手術”と行うとの事でした。お腹に1~2CMの小さな切り傷をつくり、そこから内視鏡(腹腔鏡)を挿入して、お腹の中を観察しながら、マジックハンドのような棒状の操作器具を数本挿入して、行うものです。一般的らしいのですが、正直不安です。(なんで画面だけで腸を切ったり縫い合わせたりできるのか?)説明では3時間との話で、とうとう当日です。手術室まで見送り、後は時間を待つだけです。正直”自分の寿命を削るので助けてくれ”って頭によぎった事は初めてです。
3時間が経ち4時間・5時間でもまだ連絡が来ません。どうなってるんだ!!っとイライラと不安もピークになりそうな時”無事終了した”っとの連絡が来て、駆けつけるとGICUで既に意識を取り戻していました。”だったら3時間の手術と前後色々あって全部で5時間かかると”説明が欲しかったです。今は合併症がでないようにリハビリをしています。
そんな訳でブログを掛けませんでした。ブログを書く幸せ、何も無い事が幸せなんだと、感じた一ヶ月間だったと思います。
追伸:A元首相と同じ病棟だったのでSPさんには何度も見つめられた(鋭い目力)のもなかなか体験できない貴重な経験でした。