生成AIが進化してもプログラマーは必要、しかし......
プログラミングはたまにしかやらない日曜ヘボプログラマーの開米です。
前回記事の最後に、
というリンクをおいときましたが、答は当然「理解する意味はあるし、しなければならない」なわけです。ChatGPTもCopilotも間違いを答えることはあるし、それを見抜いて修正する能力がなかったらこういうツールは使えません。
実際多少使ってみてわかったのは、プログラミングの中で「こういうときはこう書くよね」という「よくある定番のパターン」の比率は意外に高かったということ。で、そういう部分はCopilotのようなコード生成AIやChatGPTが超便利です。
ただ、ChatGPT から役に立つ答を引き出すには
(a) わからないことが自分の中でハッキリしていて
(b) それを明確な言葉で表現できて
(c) それが(ChatGPTにとって)既知のノウハウである
という必要があります。(c)はともかくとして(a)と(b)のハードルは低くありません。
Copilot にしても、コメントを書いて Copilot に提案させるにはそのコメントを明確に書く必要があり、同じ壁にぶつかります。
要は自然言語で概念操作をし、論理構造を表現する能力なんですが、これを意識的に磨いている人はそれほど多くありません。この能力はプログラミング能力の基盤でもあるので、有能なプログラマーはこれができる人が多いですし、彼らにとってこれらの生成AIは強い味方になるでしょう。
しかし、ヘボプログラマーは......(伏せ字)......なのでコード生成AIを(おそらく)あまり活かせない。ということは、有能なプログラマーの生産性が上がった分、ヘボに回っていた仕事は減る可能性が高いです。
ん? ノーコード? ノーコード開発ツール使えばプログラマーはそもそもいらない?
またまたご冗談を......そんな都合のいい話、あるわけないじゃないですか!