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なぜ女子はテック業界でのキャリアを求めないのか

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クレイア・コンサルティングの調です。こんにちは。
本日のエントリは先週のFast CompanyのFC Expert Blogに投稿された記事を紹介します。


Why Girls Don't Want Careers In Tech
なぜ女子はテック業界でのキャリアを求めないのか


日本でどの言い方が的を得ているのかわかりませんが、IT女子/IT系女子/ギーク女子/DIGIGIRLの方々はアメリカにおいて肩身が狭いようです。

著者のBelinda Parmar氏はLady GeekのChairpersonで、今年のRed Magazine's Hot Women Awardsを受賞された方なのだそうですが、授賞式で尊敬する諸先輩方と会って話をする機会は大変光栄であった一方で、

Yet while their progress is heartening, it only puts into perspective the uphill struggle women face in an industry where only 18% of employees are female.

彼女たちの先駆性に心を動かされる一方、大局的にみると、それは女性が社員の18%しかいないこの業界で女性が直面する葛藤の一部分でしかない。

スティーブ・ジョブズが亡くなったことがあれほどセンセーションを巻き起こしたことを挙げつつ

how long it will be before a woman reaches the same exulted status. Jobs, Gates, Zuckerberg, Page, Brin, and Bezos: All the technology giants of recent years are men.

女性が同じような誇るべきステータスにたどりつくにはどれくらいかかるのだろうか。ジョブズや(Microsoftのビル・)ゲイツ、(Facebookのマーク・)ザッカーバーグ、(Googleのセルゲイ・)ブリン、そして(Amazon.comのジェフ・)ベゾスのようになるには。近年のテクノロジー業界の偉人達は全て男性なのだ。

と嘆いています。

こうなってしまっている理由はどこにあるのか。

実際にテクノロジーを使うユーザー側で見れば、日本でもスマホ女子が流行っているように、統計上でもティーン世代のインターネットの利用率などは男女に差はないとのこと。でも、

Yet when it comes to careers, boys are five times more likely to go into technology. Why is this? At what point are we losing our girl geeks to other industries?

ことキャリアになったとたんに、男子が5倍もの確率でテクノロジー業界にいくことになるのだ。なぜこうなるのか? どのポイントでわれわれギーク女子たち他の業界に奪われているのだろうか?

Parmar氏はその回答を、あくまでPerception(感じ方/捉え方)の問題だ、としています。女性は"クリエイティブ"な職種がいい、といって、広告やPR、出版などが引き続き選択肢として選ぶのですが、一方テック業界のイメージとしては、

choice between an Information Technology class (spreadsheets, databases, PowerPoints, zzzzzsorry what were you saying?) and a games console (made by boys, played by boys)? It's seen as nerdy, dull and--dare I say it--male.

情報技術のクラス(Excel、データベース、PowerPoint......ZZZ.......あ、ごめん、何て言ってた?)とゲーム機(男子によって作られ、男子によってプレイされる)の間の選択となり ― あえて言えば、きわめて男性的なのだ。

しかし、

Frustratingly, those of us in the tech world know that it can be one of the most creative places a person can work.

全くイライラする捉え方だと思うのだが、テック業界にいる我々がみんな知っているとおり、IT業界は働く場所としては非常にクリエイティブな場所の一つに違いないのだ。

イメージで誤解を与えてしまうのはもったいない、というわけです。確かに誤解を与えかねないイメージは大学のITの授業やゲーム業界(作り手よりもユーザー側!?)にはあるような気がしますが。

ここからは女性の社員を増やしたいIT系の企業の採用担当の方も同意見だと思いますが、この状況を打破するには、業界関係者が地道に努力をしていくしかないようです。

Instead of boring them to death, we should be introducing our young women to exciting cutting-edge skills like coding, software development, and games design at an early age and showing them that a career in technology is more about creating and building than it is about number crunching.

我々はテクノロジー業界のキャリアを死ぬほど退屈なものというレベルにまで貶めるのではなく、プログラミングやソフトウェア開発、ゲームデザインといった最先端のスキルがエキサイティングであるということを若い女性たちに早いうちから伝え、テクノロジー業界におけるキャリアがただ演算処理をすることではなく創造し作り上げるプロセスなのだということをきちんと示していくべきだ。


いよいよ2013年の就職活動が始まりましたが、企業側もなんとなくのイメージを越えて、業界や会社の姿が求職者たちにしっかりと伝わるコンテンツを用意して、臨みたいところですね。

お読みいただきありがとうございます!


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