グリーンな仕事(green job)って実際どうなんだろう?
»
クレイア・コンサルティングの調です。こんにちは。
今日の記事は、環境関連の仕事(green job / グリーンジョブ)について。
日本でも原発事故以来、注目を浴びている分野です。
環境関連だと、なんとなく給料も安そうな(勝手な)イメージがあるのですが、実際のところを説明するインフォグラフです。
データ元はブルッキングスインスティテュートなど、しっかりしたとこですね。
出典はFast CompanyのFastCoDesignより。
Infographic Of The Day: Do Green Jobs Really Exist?
今日のインフォグラフ: グリーンジョブって本当にあるの?
Color me cynical, but for a long time, I assumed that all the political blather about green jobs meant only one thing: They were fake.
皮肉屋だと思ってもらって構わないが、ずっと長いこと、グリーンジョブについての政治的たわごとについてはこう思ってた。フェイク(偽物)だってね。
しかし、ソーラー発電会社の1Bogによる以下のインフォグラフによると、グリーンジョブは実際に存在するだけでなく、特に製造業の分野で適切な仕事を得るのにふさわしい場所の一つであるとのこと。
グリーンジョブは国際労働機関(ILO)が提唱したもので、オバマ大統領のグリーン・ニューディールなどにも影響を与えてますね。kotobank.jpの解説はこちら。
グリーンジョブ関連のデータのみなので、他業種との比較は部分的ではありますが、参考にしていただければ。いくつかピックアップして訳出します。
Home Solar Power Discounts - One Block Off the Grid
TRADITIONAL VS. CLEAN JOB GROWTH
伝統的な仕事 VS グリーンな仕事の成長性
- TRADITIONAL JOB GROWTH(伝統的): 3.7%
- CLEAN ECONOMY JOB GROWTH(グリーン): 9.1%
RENEWABLES DRIVE GREEN JOB GROWTH
再生可能エネルギーがグリーンジョブの成長を促進する
- Wave/Ocean Power(波力/洋上): 20.9%
- Solar Thermal(太陽熱): 18.4%
- Wind(風力): 14.9%
- Carbon Storage/Management(石炭): 13.3% (トップ5中これだけ再生ではない)
- Solar Photovoltaic(太陽光): 10.7%
TOP JOBS IN RENEWABLE ENERGY 再生可能エネルギー関連の仕事の内訳
- Hydropower(水力): 40%
- Wind(風力): 18%
- Solar Photovoltaic(太陽光): 17%
- Biofuel/Biomass(バイオ燃料/バイオマス): 15%
- Solar Thermal(太陽熱): 4%
- Waste-to-Energy(廃棄物熱源転換): 2%
- Geothermal(地熱): 2%
- Renewable Energy Service(再生可能エネルギー関連サービス): 1%
- Wave/Ocean Power(波力/洋上): 1%
GETTIN' PAID
お給料 ($1=77円で計算)
- Typical Clean Economy Job(グリーン平均): $44,000 (339万円)
- National(アメリカ全体平均): $38,616 (297万円)
MANUFACTURING SWEET SPOT
製造業が核に
- 9% of overall U.S. Jobs are in manufacturing
アメリカ全体の仕事の9%が製造業- 26% of clean economy jobs are in manufacturing
グリーンジョブの26%が製造業
お読みいただきありがとうございました!
本日木曜日は当社メルマガの配信日です。一週間の人事関連ニュースやブログエントリをピックアップしてお届けします。
SpecialPR