それが私の仕事ですから
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私が所属している部門は、金融サービス事業本部。金融機関に対する経営コンサルティングを担当する部門です。そのなかでバイリンガルに近いバックグラウンドを持った者が集まっているのがFFS, Foregin Financial Servicesと呼ばれたグループで、主に外資系金融機関を担当しており、私はそこの副リーダーを務めています。
メンバーは皆個性的です。基本的に個性は誰にでもあるものですが、(無論いい意味で)主張が激しいひとが多い。しかし同時に異文化に接している経験が多いため、正確に話が通じれば理解をしてもらい、いいパフォーマンスをあげてくれるという面もある。毎日、「冷静と情熱の間」で仕事をしています。
インド人の友人が以前、私にこう訊いたことがあります。
「この世で、問題の全く存在しないところはどこか知っているか」
わからない、と私は答えました。「それって寝ているとき(夢の中)か?」
「それは違う。疲れていると悪い夢を見るではないか」
「では、どこだ」
彼は笑って言いました。
「それは墓場だよ」
つまり生きて毎日過ごしていれば、問題・事件があって当然。むしろ、問題解決を楽しもうではないか、ということだったのです。
今日も、部のメンバーにおける対立を分析し、仲裁し、解決?をしました。結構時間がかかってしまいました。「時間を多分に割いてもらいました。すみません」と彼らは言いますが、私は全く気にしていません。皆、可愛い後輩たちです。
配下のメンバーが納得して前向きに働いてもらうこと、それが私の仕事ですから。
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