三つ巴の戦い
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損害保険ジャパンと日本興亜損保が経営統合するらしいということが報道されています。損保業界も大手3社が戦いを繰り広げる状況になるのでしょうか。損保市場の飽和や、各種保険金不払い対応などで、業務効率化を追及すると、財務諸表上の数値を一度大きくしておいてから、費用・負債部分を削減していこうという話にだと考えられます。
それにしても、どうしてビジネスで戦いを繰り広げていくと結構な確率で「3社」になってしまうのでしょうね。面白い傾向だと思います。
大手3社とか、ビッグスリーとか、三つ巴の戦いとは良く言ったものです。でも三つ巴といいますが、その3社だけでなく、その周囲にいる競争相手が意外と恐ろしいものだと思います。その3社以上に執念を燃やしている可能性が高いわけですから。
■ 国内大手三行に対する、りそな銀行の昨今の活躍。
■ ビールの大手、キリン・アサヒ・サッポロに対するサントリーの執念。昨年ついに黒字化(しかもビール事業46年目にしての黒字化、素晴らしいです)
■ そして、アメリカ自動車産業ビッグスリーに対するトヨタ自動車については言うまでもありません。
三つ巴の戦いとは、3社内だけでなく、勢いのある4番手(気がつくと1番手)との戦いでもあるんですね。大手企業でも中小企業、または個人事業主にしても、頭を使い、フェアに競争していれば勝利をおさめる可能性はあるわけで、これだから競争することは楽しいことだと思います。
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