週末だけの東北震災ボランティア・2回目(レーベン/岩手県陸前高田市)
東北震災ボランティアバス(ボラバス)のレーベン号への参加者は、今週末最多70名強(大型バス2台)。以前は申し込みは直前で間に合うこともあったのですが、夏休みシーズンの大学生の参加も加わって今回は1週間以上前に締め切られる程。それに滑り込んだ私は、2週間振りに2回目のボランティア参加となりました。
今回の作業内容は、岩手県南東部に位置する陸前高田市(りくぜんたかたし)広田湾近くの湿原に散乱する瓦礫(ガレキ)撤去作業。正確な位置は把握できていないものの、大雑把に次の地図付近と考えています。仮設住宅に植物を届ける別プロジェクトもあって、一部ボランティアは別地域で作業した後に合流しました。
今までの作業日で1,2を争うほどの猛暑の中、少しハードな瓦礫(ガレキ)撤去作業となった様子。瓦礫(ガレキ)のほとんどは家屋を構成する木材で、それに加え、瓦(カワラ)や畳、家電、農耕機器、海にあるはずのブイなど。ボランティアセンター側とのコミュニケーションに課題があり、作業開始が遅れてしまって、約3時間程度と実質的な作業は短いものでした。ただボランティア初参加の方も多く、軽い怪我をした人もあった様子で、結果的に参加者の負担を考えると良かったとの意見も聞かれています。(熱中症も意識して14時には作業を切り上げるよう、現地で指示がでていました。)
バスの車窓から陸前高田市の様子を眺めていると、仮設住宅などで営業を再開している会社や店舗も徐々に増えてきています。直接的に何かお手伝いできている訳ではありませんが、週末のためか人も多く集まっていて、元気を取り戻しつつあるようで嬉しく思います。
岩手の海の景観は、見とれてしまう程の美しさと気高さがあるのですね。ボランティアに来ていると、瓦礫(ガレキ)が積み重なった海岸沿いとはあまりに対照的で、皮肉さを感じてしまうところはあるのですが...。
そんなことを感じつつも、また震災ボランティアに参加できればと思っています。
※.たくさん写真を撮った iPod Touch を紛失してしまい、残念ながら画像掲載は省きました。
<週末1日だけの東北震災ボランティア・1回目>
週末1日だけの東北震災ボランティア(レーベン/岩手県陸前高田市/移動編)
週末1日だけの東北震災ボランティア(レーベン/岩手県陸前高田市/作業編)
週末1日だけの東北震災ボランティア(準備編)
ボランティアバスで復興支援(つくば・東京発気仙沼行き)運行中!☆ By レーベン
追記 2012年1月5日
ボランティアバス運営の価値観の違いから、2011年末に私が乗車していたときのリーダ役達はバスを降りて別団体を立ち上げており、現在のボランティアバス運営とは内容が異なる可能性があります。念のため追記させていただきます。