【旅行記】 少女の幽霊と目があった橋 (ロンドン)
もう暑い季節は過ぎてしまったようにも感じますが、
これも10年以上昔の学生時代、はじめて個人で旅行したイギリスでの話になります。
幾度となく人に説明することがあり、どこかにまとめたかったので .... 。
イングランドの首都ロンドンにある有名な観光地の1つにタワーブリッジがあります。
施設内部は、タワーブリッジが建設された理由などを説明するミニ歴史映画が上映されており、観光客がいくつかの小部屋を順にまわる有料施設になっています。入館時に20人程の旅行者毎に区切られるのですが、私は当時バッグパックを背負ってお世辞にも奇麗な格好とはいえず、ヨーロッパ系で占められる旅行者集団にトボトボ付いていくような感じだったと思います。ただ歴史映画にも飽きてきた頃、不思議な体験をします。
(c) kyohm|写真素材 PIXTA
ある小部屋での上映も終わり、私以外の旅行者達は階段をあがって次の部屋に出ていきその小部屋にはほぼ私1人になろうとしていました。最後に残った私も、(さあ行くかな)と思って出口へと続く階段に近寄ると、旅行者達の最後尾に付いていく小さな女の子が見えました。薄暗い小部屋ですが、金髪、黒っぽい洋服で、階段を上がろうとする後ろ姿が確かにあります。
(c) Stargazer|写真素材 PIXTA
(この部屋に女の子とかいたかな?)と思うが早いか、その少女は背後に人がいることを察した様子で急に振り返りました。誰もいないと思っていたのか、少女の方がビックリしていた様子です。普通にユーロッパ系の少女でしたが、目が合った瞬間、パチンという感じで何も無かったかのように消えてしまいます。2~3歩前に進むと手が届きそうな距離で...。
幽霊になるほど悲しい過去があったとは考えたくはないのですが、
もしかすると現代科学では解明できないこともあるのかも知れない。
しばらく何があったのか整理がつきませんでしたが、そのときそう思いました。
※.掲載画像は全てイメージ画像になります。
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