オープンソースは まるで○○みたい
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大雑把なタイトルで失礼しますが、皆様でしたらこの○○にどんな文字を想像するでしょうか。
少し検索したところ、趣味みたい、料理みたい、馬鹿みたい...
様々言葉があてはまりそうです。
私個人は、以前オープンソース関係者と話しているときに、「宗教やっているようなものだから...」と言っていたのが印象に残っています。もちろん極端な表現であり、宗教団体とオープンソース団体は、同時に複数の組織に参加できる否かなどの相違もあるのですが、次のように似ている点もありそうです。
- 形がなく概念的な要素が強いこと。
- 愛好者を増やして勢力を拡大していくこと。
- 時々枝分れしたりすること。
一種の宗教と見立てると、当たらずとも遠からず、見えてくる側面もあるように思います。
念のためですが、私の家系は寂れた神道系で特に宗教に深く関わっているわけではありません。
※参考) 世界の主な宗教分布 (日本外務省)
便利な時代になったもので、オープンソース・ソフトウェアは今日ではどの程度普及しているのか簡単に把握できるようになっています。ただ、あくまでも検索エンジン Google での検索数であって、実際に利用者数とは異なります。
※参考) オープンソース Blog や CMS の検索数 (Google Insight; 2004-)
これも関係者を通して学んだことですが、オープンソース・ソフトウェアは、ソースを公開(オープン)すればそれで成り立つものではなく、それに関わる人と人との繋がりや、ライフスタイルやコミュニティのあり方が今まで以上に重要になっているように感じています。
(画像は学生時代に旅行したカッパドキア。古代、キリスト教信者が弾圧を逃れ隠れ住んだ地下都市。)
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